田中圭が表紙の『ダ・ヴィンチ』「BOOK OF THE YEAR 2018」発表! 小説部門1位は『下町ロケット ゴースト』に決定!『名探偵コナン』人気強し!
公開日:2018/12/5
12月6日(木)に発売の『ダ・ヴィンチ』2019年1月号では、毎年恒例の年末「BOOK OF THE YEAR 2018」特集で「今年あなたとともにあった特別な一冊は?」と題し、各ジャンル別でブックランキングを発表! 対象となるのは2017年10月1日~2018年9月30日までに刊行された作品だ。
小説部門では、下町の町工場の奮闘を描いた池井戸潤の人気シリーズ第3弾『下町ロケット ゴースト』が1位に輝いた。2位には島本理生待望の直木賞受賞作『ファーストラヴ』、3位には今年デビュー10周年を迎えた湊かなえの長編ミステリー『未来』が続いた。他にも、シリーズ完結から4年を経て刊行された『花だより みをつくし料理帖 特別巻』や、デビュー作にして国内主要ミステリーランキングで3冠を達成した『屍人荘の殺人』、大河ドラマ化で多くの人の心を掴んだ『西郷どん!』などがランクインした。
コミック部門では、映画やスピンオフ作品でますます人気を集めた『名探偵コナン』がトップに! 2位はお笑い芸人・矢部太郎のマンガ家デビュー作にして75万部のヒットを記録した『大家さんと僕』が、例年の強豪タイトルを抑えてランクイン。3位以降は『ONE PIECE』、『ハイキュー!!』と、人気の長期連載作品が続いた。
本誌誌面では小説部門・コミック部門それぞれ、BEST50まで掲載している。
『ダ・ヴィンチ』がおくる「BOOK OF THE YEAR」特集は、2001年1月号よりスタートして今年で19回目を迎える。このランキングは売り上げ順ではなく、全国の書評家、書店員、ダ・ヴィンチアンケート会員、読書メーターユーザーなどの “本の目利き”たちの投票によってつくられている。
上記の「小説」「コミック」部門以外にも、「文庫」「エッセイ・ノンフィクション」「エンタメ・実用」「ビジネス・教養」などのジャンル別ランキングや、「好きな作家ランキング」、「好きな出版社ランキング」も発表。毎年恒例の、本読みのプロが選ぶ「とっておき」の3冊も掲載。国内ノンフィクションや海外文学・コミックなどから、それぞれが良質の3冊を選んでいる。
特集内では他にも、表紙を飾った田中圭ロングインタビューをはじめ、エッセイ・ノンフィクション部門と文庫部門のW受賞という快挙を達成した宮下奈都や、絵本・児童書部門で3作品がランクインした人気絵本作家ヨシタケシンスケらのインタビューなど、今年の顔といっても過言でない作家・タレントも多数登場。
更に平成最後となる今年は、本と共に時代を振り返る「BOOK OF THE 平成」企画も! 綿矢りさ、若竹千佐子など、平成を代表する豪華作家へのインタビューや、徳井青空の描き下ろしマンガなど、『ダ・ヴィンチ』でしか読めない大充実の内容をぎっしり収録している。
70ページを超える盛りだくさんの内容で届けられる「BOOK OF THE YEAR 2018」特集。ゆっくりと過ごす年の瀬のおともにいかがだろうか。
■小説ランキング部門(※誌面には50位まで掲載)
【1位】『下町ロケット ゴースト』(池井戸潤/小学館)
【2位】『ファーストラヴ』(島本理生/文藝春秋)
【3位】『未来』(湊かなえ/双葉社)
【4位】『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』(宮部みゆき/KADOKAWA)
【5位】『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)