売切れ続出、「トラペジウム ない」が検索ワードに! 乃木坂46・高山一実『トラペジウム』書店各種ランキングで1位獲得

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公開日:2018/12/4

 11月28日(水)に発売された、乃木坂46高山一実による初小説『トラペジウム』。乃木坂46から初の小説家デビューとなった同作が、Amazon売れ筋ランキング日本文学部門(2018/11/29調べ)ほか書店各種ランキングで1位を獲得した。

 初版数千部からスタートするものも多い文芸書としては、異例の発売前重版1万部を実施。しかし完売店が続出、Twitterでは「トラペジウム ない」が検索ワードに。急遽、発売日翌日に3刷3万部が決定。累計6万部に到達したが、店着するクリスマス前までは商品が店頭になく、営業担当者も「過去に例がない」と言う状況に。写真集のヒットが相次いでいる乃木坂46メンバーの中で、個人で創作した小説が支持を集めているという稀有な現役女性アイドルが誕生した。

 なお、雑誌『ダ・ヴィンチ』2019年1月号(12月6日発売/KADOKAWA)では本作を特集。高山が小説に込めた思いを語るインタビューに加え、『告白』の湊かなえを筆頭に、芥川賞作家の中村文則、羽田圭介、乃木坂46の盟友・西野七瀬、齋藤飛鳥、欅坂46の長濱ねると、錚々たる面々が同作を激賞するコメントを寄せている。

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「時折あらわれる、鋭い“いじわる”表現が良い」
羽田圭介(芥川賞作家)

「どの人物にも乃木坂メンバーの面影がにじんでいる」
西野七瀬(乃木坂46

『トラペジウム』あらすじ
高校1年生の東ゆうは、「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送っていた。「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」。努力の末、ついに東西南北の“輝く星たち”を仲間にした東が、高校生活をかけて追いかけた夢の結末とは!? 現役トップアイドルが、アイドルを目指す女の子の10年間を描いた、感動の青春小説。

著者プロフィール
高山一実(たかやま・かずみ)
1994年2月8日生まれ、千葉県南房総市出身。2011年8月、乃木坂46第1期メンバーオーディションに合格。16年4月より雑誌『ダ・ヴィンチ』にて小説『トラペジウム』の連載を開始。同年9月、ファースト写真集『高山一実写真集 恋かもしれない』を刊行。本書が小説デビュー作となる。

【3年前に書かれた高山一実さんの初短編小説!】
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