運勢アップに即つながる“褒め活”のススメ。相手を褒めると「自分のため」になる!
公開日:2018/12/14
あなたは他人に褒められてうれしいですか? 「うれしいけど、なんだか心の奥がむずがゆくなる」といった答えが多く聞かれると思います。でもそれは普段から褒められ慣れていない証拠。本来、「人を褒める」「他人から褒められる」ということは、褒めた人も褒められた人も幸せになれる行為です。
かわり映えしない毎日に「褒める」という行為を取り入れるだけで、華のある日々を手に入れられるのは間違いのないこと…最初はちょっと恥ずかしいかもしれないけれど。
自分自身を褒め、家族やパートナーを褒め、職場の同僚を褒め、幸せの輪を広げていこうと説く『褒め活 褒め言葉はタダでできる最高のプレゼント』(堀向勇希/ライトワーカー)を読み、褒める技術を身につけて、新たにやってくる年を幸せいっぱいの年にしてみましょう。
■マイナスはプラスに変換して褒めろ!
「褒めるのはいいことに決まってる!」と冒頭で述べましたので、次に褒め方の具体的な技術についてみなさんに紹介しようと思います。
ここで、みなさんの周りにいる人たちをちょっと思い浮かべてください。ご家族でも友人でも同僚や仲間でも構いません。いま思い浮かべた人の褒めるべき点はいくつぐらいあるでしょうか?
「たくさんありすぎて数えきれない」ならば素敵なことですが、「あまりなかった」という答えでも大丈夫です。褒めるべきポイントが見当たらなかったときには、その人の欠点をプラスにとらえなおして褒めてみましょう。
「欠点ならたくさん思いつく」という人もいるかもしれませんが、それはすなわち無関心ではないということですから、それもとても素晴らしいことです。
たとえば、神経質な人なら「細かいところまで気配りが行き届いていますね!」、短気でせっかちな人なら「さすがの瞬発力です! いつも速い!」と褒めるだけで、相手も自分も不思議と満ち足りた気持ちになれるはず。ぜひとも試してみてくださいね。
■褒めるときには“笑顔”でいること
感情のかけらもない無表情で「素敵ですね」と褒められても逆に怖いですよね。そこで、人を褒めるときにセットで大切にしたいことが、“笑顔”です。人は笑顔で接してもらうだけでも、自分の味方だと思って安心するといいます。笑顔は毎日のトレーニングで自然に作れるようになるので、鏡の前で自分なりに“自然な笑顔研究”をしてみるのもいいかもしれません。
笑顔で褒めることにくわえて、相手の自己肯定感を高める手段に“合いの手”と“うなずき”があります。熱心に話を聞いているつもりでも、合いの手やうなずきがなければ、「興味ないのかな?」とネガティブに誤解されてしまうこともあるそうです。
笑顔で褒める+αで、あなたの身の回りで最高の“幸せの伝道師”になってみてください。きっと周りに集う顔ぶれも華やかなものになるでしょう。
本稿では“褒め活”の中でも、褒める技術にフォーカスを当ててみました。本書を通じて褒める技術さえ磨けば、あとはいろいろな人を褒めまくるだけ。2019年は身の回りの人を褒める年にして、彩のある一年を過ごしてみてはいかがでしょうか。
文=ムラカミ ハヤト