「ダイエットが成功」「営業で1位に」夢が現実に変わる! スケジュール帳の書き方
公開日:2018/12/16
運、運気、運命etc. 皆さんはこの「運」というのは、向こうからやって来るものだと思っていますか? あるいは、自分からつかみに行く、もしくは自分でつくるものなのか。
『悪運をはねのけ強運を引き寄せる 陰陽師の教え』(サンマーク出版)の著者で、陰陽師の末裔にあたるという幸輝氏は、本書冒頭にこう記しています。
運気は受動的に受け止めるものではなく、能動的に運ぶもの。自分の「運気」は、一瞬一瞬で変えることができる。
運気・運命は、どちらも自分の「気」や「命」を運ぶと書きます。著者によれば、日々の行動や何かを選択する際に、自分の気や命をどこに運ぶかによって、運気や運命はつくられていくものなのだそうです。
ですから、なにかアンラッキーなことがあっても「自分は運が悪い」とは考えずに、「行動を少し変えれば、運気はいつでもアップする」と考える方が、理にかなっているというわけです。
本書には、朝・昼・晩に行うといい運気上げのアドバイスや、男女関係がうまくいくための陰陽術、お金に好かれるための陰陽術などが記されています。その中から、いくつかをご紹介しましょう。
■スケジュール帳が予言書に変わる「夢の書き方」
新年ということで、新しいスケジュール帳を準備している人も多いでしょう。著者によれば、スケジュール帳には予定を現実化させるパワーがあるため、「スケジュール帳に夢を書くことで、夢を現実にすることも可能」だと教えています。
では、具体的な「夢の書き方」をお伝えしましょう。
Step1. 夢は2月4日の立春前までに書いておくようにする
陰陽の世界では2月3日が大みそかにあたるため、2月4日までに書いておくのが望ましいそうです。
Step2. 願いごとは2つくらいをひとつにまとめる
あれやこれや願いたい気持ちは抑えて、切実なもの「1つ」に絞るようにします。著者のおススメは「営業成績で1位を取り、ダイエットに成功する」のように、仕事とプライベートからひとつずつ願いを選び、連結させてひとつにさせることだそうです。
Step3. 手帳の最初のページと最後のページに書く
書く場所は、手帳を開いた最初の見開きのどちらに書いてもいいそうです。そして最後の見開きにも書きます。
陰陽バランスを調節するため、もし最初の見開きの右ページに書いたら、最後の見開きでは左ページに書くようにします(最初に左に書いたら、最後は右になります)。
Step4. 願いごとは縦書きで書く
手帳は横書き仕様ですが、願いを書くのは日本の伝統に従って、縦書きが望ましいそうです。
Step5. 最初のページには、願いごとを2回書く
最初の見開きには、願いごとを2回書きます。ただし、1回目と2回目は少し文面が変わります。
1回目の書き方例:「営業成績で1位を取り、ダイエットに成功させたいます」
1回目はわざと最後を「~させたい、~したい」とまず書き、そして「たい」を線で消して、「~ます」に修正します。また、文章の最後に「。」は打ちません。
2回目の書き方例:「営業成績で1位を取り、ダイエットに成功させます」
2回目は、例のようにそのままストレートに書きます。この2つの書き方で願いを2回書いておきます。なぜ、「~させたい、~したい」と書いてわざわざ消すのでしょうか? そもそも「~させたい、~したい」という願望表現では、神様に願うのには「覚悟が感じられない」と著者は記しています。そこで「~します」と宣誓表現にするわけです。このわざわざ書いて線で消し、修正するという行為によって、自分自身にしっかりと「やるぞ」と覚悟させる儀式になるそうです。
Step.6最後のページには「~しました。」と1回書くようにする
最後の見開きには、夢がかなったことを報告する文章にします。文末に「。」を打ちます。
書き方例:営業成績で1位を取り、ダイエットを成功させました。ありがとうございました。感謝の言葉も必ず添えましょう。
あとは毎日、最初と最後のページを見ながら意識に夢・目標をしっかりとインプットして、そのための行動を起こすだけです。ちなみに、書けばそれだけでかなう、というわけにはいきませんのであしからず。夢や運は自らつかむものなのですからね。
本書には他にも、こんなアドバイスがありました。
<運気の上がる習慣>
・お風呂ではシャワーだけで済まさずに湯船につかる。
・どんなに嫌なことがあっても寝るときは笑顔をつくって(口角を上げて)寝る。
・トイレには長居しない。
・姿見(鏡)は寝姿が映らない場所に置く。
<お金に好かれる陰陽術>
・お財布には5円玉を9枚(始終ご縁があるという言霊になる)入れておく。
・ケチは運気を下げる。いつでも気前よく「払う」。
・大きいお金ほど財布の中の奥の上座に座らせる。
ぜひ、参考にして、新年を素晴らしいものにしていってくださいね。
文=松本ひろ子