ホクロやシミは体からのSOSサイン!家庭でできるチェック法がここに
更新日:2020/5/11
突然だが、みなさんは自分の体のどこにホクロやシミがあるのかを知っているだろうか。ホクロやシミは、知らない間に腕や脚、顔などに現れることが多い。しかし、気づいても一瞬「こんなところにあったかな?」と疑問に思うだけで、深くは気にしないという方が大半だろう。しかし、そんなホクロやシミは体からのSOSサインかもしれない。
そう訴えかけているのが『ホクロとシミでわかる内臓不調』(渡邉 由/産業編集センター)だ。本書にはパーツ別に、ホクロやシミが現れる原因が詳しく記されている。
東洋医学では、ホクロやシミは血液の汚れや血流の滞りによる「瘀血(おけつ)」が原因で現れるのだと考えられている。そのため、自分の体のどこにホクロやシミがあるかが分かれば、よいコンディションを保ちやすくなる可能性があるのだ。では早速、ホクロやシミが知らせる“内臓のトラブルサイン”をチェックしていこう。
■“腎のサイン”は顔や脚に現れる!
「最近、生理痛がひどくなった」「生理不順で悩んでいる」――こんな思いをしている方は鏡を見て、顔にホクロやシミが現れていないかをチェックしてみよう。
実は、生理痛や生理不順、足のむくみ、冷えといった女性が悩みがちな不調は“腎からのサイン”である場合が多い。腎からのサインは目の周りや耳、鼻の下に現れるのが特徴。
目の周りが黒ずみ、ホクロやシミも目立つときは、生命力が落ちているのかもしれない。
そして、腎からのサインは脚にも現れる。
脚をチェックするときは、足裏の真ん中より少し上にあるくぼみを基準に。そこから脚の内側を通り、膝の内側へと登っていくライン上にホクロやシミがないか調べてみよう。
また、顎に吹き出ものがみられるときは生殖器系が弱っているサイン。吹き出ものは美容トラブルや寝不足が原因だと思われやすいが、時には内臓疾患の初期兆候である場合も…。いつもとは違う場所に吹き出ものが現れたときにこそ、本書を参考にしてみてほしい。