ジャンプの“競馬”読み切り作品に反響続出「これは連載してほしい!」

マンガ

公開日:2019/1/23

 2019年1月21日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』8号に、杠憲太の読み切り『白帝のエリカ』が登場した。『ジャンプ』では珍しい“競馬”がテーマの作品に、「『ジャンプ』で競馬の漫画って、もしかして『みどりのマキバオー』以来ではないか?」「馬好きにはたまらない読み切りでした」と反響の声が上がっている。

 「俊英集結! 冬の読切6連弾」の第1弾を飾った同作。競馬の騎手を目指す養成学校を舞台に、1人の少年と競走馬の運命的な出会いが描かれている。幼い頃から動物の言葉が理解できた主人公・綱引鉄太は、安易な動機で「競馬学苑」を受験。早速試験が始まりパートナーとなった白馬のエリカに騎乗するも、言うことを聞いてくれる気配は感じられない。試験官に別の馬へ鞍替えするよう勧められる鉄太だったが、ある思惑からエリカを屈服させようと目論むのだった―。

 競馬をテーマにした漫画は数少ないため、興味を惹かれた読者も多くいたようす。ネット上には、「競馬もれっきとしたスポーツだからね。もしも連載したら熱い“スポ根”漫画として盛り上がりそう」「馬のデザインがカッコいいし、漫画としての完成度も高かった。さすが連続読み切りの初っ端を飾るだけはある」「正直これは連載してほしい! 上手くいけば『マキバオー』の後継作品になれるかも」「競馬を知らなくても楽しめた。こういう作品が『ジャンプ』に1つあるのはいい感じ」など好評の声が上がっている。

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 また次週の9号では、第2弾として戸塚慶文の『アンデッド+アンラック』が掲載予定。こちらは「不幸と不死の死ぬ気異色コンビ」が織りなす少年誌らしい物語が描かれる。今回の読み切り6連弾を読み比べ、一番面白かった作品をピックアップしてみると面白いかもしれない。