「鬼太郎の“忠告”怖すぎ…」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」40話、ホラーモードな鬼太郎が話題
公開日:2019/1/26
2019年1月20日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第40話が放送された。久々にホラーな雰囲気で現れた鬼太郎が「今日は完全に妖怪側だ」「鬼太郎の“忠告”怖すぎ…」と話題になっている。
今回登場した妖怪は、皿を洗うのが好きなさら小僧。売れない芸人・ビンボーイサムは、ある日川で遭遇したさら小僧が「ぺったらぺたらこ」という不思議な歌を歌っているのを耳にした。面白いネタが思いつかずに悩んでいたイサムは、さら小僧の歌を自分の持ちネタとして披露。ネタは見事に大ヒットし、イサムはテレビの人気者となる。
ねこ娘がスマホでイサムを見ていると、傍にいた目玉おやじがさら小僧の歌だと気づく。鬼太郎はさっそくイサムの元へ行き、「これ以上あの歌を歌うのなら、今に大変なことになりますよ」と告げた。しかしイサムのネタはテレビで繰り返し放送されており、街のあちこちで真似する人が続出。さら小僧は自分の歌を取られたと激怒し、流行の発端であるイサムに怒りの矛先を向ける。
イサムの家に現れたさら小僧は、「お前、俺の歌盗んだろ?」とイサムに襲い掛かる。イサムは恐怖に震えながらもう2度と歌わないと誓ったが、約束を守らずテレビで披露し続けた。2人の間を取り持とうとねずみ男が介入しても、頑固なさら小僧は決して歌を譲ろうとしない。結局イサムもねずみ男も檻に入れられ、さら小僧が棲む森の底なし沼に放り出されてしまう。
鬼太郎は忠告を無視したイサムから興味を失っていたものの、イサムの妻に頼まれて仕方なくねずみ男ごと救出。イサムに対して終始冷たいまなざしの鬼太郎は、「ドライな鬼太郎も妖怪らしくてドキドキする」「怪談めいてる今日の鬼太郎、個人的には好き」「ダメ人間に厳しいところ最高だよね…」と視聴者には好評だ。
死にかけても懲りないイサムは再びネタを披露し、ラストシーンはステージ上のイサムに襲い掛かる恐ろしい形相のさら小僧で終了。「後味悪いけど自業自得とも言える」「さすがに同情は出来ない」「最後まで哀れな芸人だった」と、バッドエンドにも関わらず誰もが納得する結末となった。
■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/