人が死んでなくても“事故物件”になる!? 「大島てる」が教えるブラック物件の見抜き方
更新日:2020/5/11
いよいよ引っ越しシーズン到来。就職や進学を機に、新たに一人暮らしを始めようという人も多いはず。でも、いざ部屋探しをしようとネットを見ると、そこには無数の物件情報が…。どんな部屋に住むかは、その後の人生を大きく左右する重大な選択。なるべくなら住みやすいところを選びたいけど、どうやって物件を選べばいいの?
人が死んでなくても“事故物件”になるってホント!?
そんな悩みに答えてくれるのが、『事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件』(主婦の友インフォス刊)だ。本書は、過去に事件や事故によって人が亡くなった物件を閲覧できるサイト「大島てる」の協力のもと、絶対に住んではいけない物件の見抜き方を教えてくれるもの。
ちなみに「大島てる」には国内だけで約5万件もの物件が登録されているが、日本の賃貸物件の総数は1850万戸ほど。と聞くと、過去に人が亡くなった部屋に住んでしまう確率はめちゃくちゃ低いと思うだろう。しかし、それで安心してしまうのは大間違い。というのも、人が死んでいなかったとしても他に何らかのトラブルを抱えているブラック物件はそれこそ無数にあるからだ。「駅から徒歩3分のはずが、実際は10分以上かかる」「壁が薄くて隣や上の部屋の音が丸聞こえ」「事あるごとに文句を言ってくる隣人や大家がいる」――こんな部屋は立派な“事故物件”といえるのだ。