loundraw初小説『イミテーションと極彩色のグレー』2月28日(木)発売決定! 全7編のPV第1弾も公開
公開日:2019/2/5
人気イラストレーターloundrawによる初の小説『イミテーションと極彩色のグレー』が2月28日(木)に発売されることが決定した。
loundrawは大学在学中に商業デビューし、装画担当作が累計400万部を越える人気イラストレーター。近年ではアニメ、マンガ、音楽の分野でも活躍の幅を広げ、いま、最も注目されるクリエイターの一人だ。
そのloundrawが手掛ける初めての小説が本作『イミテーションと極彩色のグレー』。
“イラストレーションの表現の壁を越える” ために言葉で創られる物語は、ダイナミックな世界観と、鮮やかな描写力で紡がれたラブストーリー。
雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載を大幅に改稿し、カバーイラスト&挿絵を全て自ら描き下ろした、渾身の初小説だ。
さらに、2月28日(木)の発売日に向け、作品の世界観を切り取ったプロモーションビデオ全7編を順次公開予定。ナレーションは、昨年放送されたTVアニメ『SSSS.GRIDMAN』の宝多六花役で注目を集めた、声優の宮本侑芽が担当する。
【STORY】
中学生の山浦大志は、“完璧”であることを自分に強いて、世界に絶望していた。
ある日、古びたカメラを提げ、青い瞳をしたその少女と出会う。
旅を続ける彼女の自由さに、大志は自然と心惹かれていった。
だが、出会いから1ヶ月、大志が想いを伝えようとすると、
少女は“ある言葉”を残し、それっきり姿を消してしまう――。
彼女はどこへ、なぜ、消えてしまったのか?
7年後、大学生になった大志は、写真共有アプリで偶然見つけた1枚の画像から、またしても奇妙な出会いを果たすことになる。
人々の前に姿を現す不思議な少女と、その軌跡を追いかけた不器用な少年。
時と、場所と、人。
全ての点が繋がるとき、二人の運命の歯車が動き出す。
【著者コメント】
絵を描く時、そこには物語があります。表情、場所、光、全てに意味があり、一枚の景色が成立する。イラストレーションはその特性上、瞬間を描くことしかできません。僕はずっと、自分の中にあるストーリーとモノローグを形にしたいと思ってきました。一個人として、クリエイターとして、loundrawの見て感じた全てを込める。そのためだけに作られたのが、この物語です。拙くも、自信作と呼べる一冊になっていると思います。何卒よろしくお願いいたします。
【プロフィール】
loundraw(ラウンドロー):透明感・空気感のある色彩と、被写界深度を用いた緻密な空間設計を魅力とする。監督・脚本・演出・レイアウト・原画・動画と制作のすべてを手がけた『夢が覚めるまで』がバイラルヒット。小説『イミテーションと極彩色のグレー』、漫画『あおぞらとくもりぞら』の執筆やCHRONICLEでの音楽活動など多岐にわたる。2019年1月《FLAT STUDIO》を設立。
『イミテーションと極彩色のグレー』
著者(小説・イラスト):loundraw
定価(本体1400円+税)
発行:株式会社KADOKAWA
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321804000835/