【EDチェックリスト付】「朝勃ち」の具合は、深刻な病気のバロメーター!?

健康・美容

更新日:2020/5/11

『男性機能を高める本』(鶴見隆史/マキノ出版)

「セックスの途中で中折れしてしまう」
「最近、朝勃ちしない」

 こんな性生活にまつわる悩みを抱えている方は少なくないはず。人には相談しにくい問題だけに、自分ひとりで悶々と悩みを抱えていることもあるのではないだろうか。そんな方におすすめしたい1冊が『男性機能を高める本』(鶴見隆史/マキノ出版)だ。

 著者の鶴見隆史氏(鶴見クリニック院長)は、西洋医学だけではなく東洋医学や鍼灸、筋診断法、食事療法などについても造詣の深い人物。本書では、鶴見氏がED(勃起不全)や精力減退などの男性機能に関わる問題に根本から対処する方法を教えてくれる。

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■気づいていない人も多い? 実はあなたもEDかもしれない

□ペニスがまったく勃起せず、セックスできない
□性欲はあるのに、興奮しても勃起しない
□勃起するがじゅうぶんに硬くならない
□セックスの途中で軟らかくなって抜けてしまう(いわゆる“中折れ”)
□勃起しても長続きしない
□いつもダメなわけではないが、たまに勃起せずセックスできないことがある

 上記のうち、ED(勃起不全)に関わるチェック項目はどれだかわかるだろうか。答えは「すべて」だ。

 自分でも思っていないうちにEDに当てはまる症状が出ていた…。そんな方は多いのではないだろうか。少し古いデータだが、1998年の日本性科学情報センターの疫学調査によると、日本の31〜79歳の男性のうち、EDに悩む患者の数は1130万人とされている。これは対象となった年齢層の男性の1割以上がEDに当たるという数字だ。

 年を取れば男性機能が衰えるのは当たり前、と考えるかもしれない。しかし、著者の鶴見氏は次のような理由で、そうした考えは医学的に間違っているという。

(1)朝勃ち(早朝勃起)は健康状態のバロメーター
(2)よりよいセックスこそが充実した人生をもたらす

 朝勃ちが健康状態のバロメーターになるというのは、いったいなぜなのだろうか?