「バカボンのパパ」がバカになった理由って?『伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本』/連載3
更新日:2019/3/18
『伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本』(三笠書房)は、百戦錬磨の「クイズ王」である著者の西澤泰生氏が古今東西から集めた雑学ネタを厳選して収録した1冊! 「1時間はどうして60分?」といった身近な疑問から、意外なルーツ、歴史・偉人にまつわるトリビア、笑える話、感動エピソードまで「なるほど!」「すごい!」「へぇ~!」と思えるネタを本書から紹介します。
【?】「バカボンのパパ」がバカになった理由って?
いきなりクイズです。
問題 生まれてすぐに、「天上天下唯我独尊」と言った漫画の主人公は誰でしょう?
えっ? 「お釈迦様だろう」ですって? いいえ、違います。
答えは、バカボンのパパ。
ご存じ赤塚不二夫の傑作『天才バカボン』に出てくるバカボンのパパは、実は子どものころは大天才だったのです。
しかし、道を歩いているときに風が吹いて大きなくしゃみをしたはずみで、頭の中の歯車が1つ外れて口から出てしまい、その瞬間からバカになってしまったというのが、原作でパパがバカになった理由です。
こうしてみると、子どものハジメちゃんが天才だったのはパパの遺伝でしたか……。
ちなみに、バカボンのパパのモデルは赤塚不二夫の実父といわれています。
生前、赤塚先生は「一番気に入っているキャラクター」としてバカボンのパパを挙げていて、その理由を「どんなに酔っ払っていてもバカボンのパパの顔だけは、ちゃんと描けるから」と語っておりました。