誰もが知るあの会社は、「存在しない単語」を社名にした!?『伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本』/連載5
更新日:2019/3/18
『伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本』(三笠書房)は、百戦錬磨の「クイズ王」である著者の西澤泰生氏が古今東西から集めた雑学ネタを厳選して収録した1冊! 「1時間はどうして60分?」といった身近な疑問から、意外なルーツ、歴史・偉人にまつわるトリビア、笑える話、感動エピソードまで「なるほど!」「すごい!」「へぇ~!」と思えるネタを本書から紹介します。
【?】誰もが知るあの会社は、「存在しない単語」を社名にした!?
いきなりクイズです。
問題 世の中に存在しない単語を社名にしている、検索サービスの大企業はどこ?
わかりますか?
答えはGoogle(グーグル)社。
Google社のその社名の由来は、世の中に存在する最大の数の単位「Googol(グーゴル)」という「10の100乗」を意味する数学用語。
えっ? 「スペルが違うじゃないか」ですって?
おっしゃるとおり。実はこれ、同社の創業者であるラリー・ペイジらが、自分たちが開発した検索エンジンの名前を登録するときに、スペルを間違えてしまったのが、そのまま社名になってしまったものなのです。
スペルの間違いにすぐに気がついた彼らは、こんなふうに考えます。
「世の中にない単語を登録してしまった。これは面白い!」
そして、あえて修正の申請をしなかったのです。
ミスしたことを後悔するどころか、「これはイイぞ!」と思ってしまえる心の余裕というか、遊び心がすごくカッコイイと思いませんか。
その後の同社の成長はご存じの通り。彼らは、この世に存在しなかった単語を世界中に響き渡らせることに成功したのです。