チェックリスト付:ストレスの元になる「自己肯定感の低さ」とは? 【ココロを守る鎧=自信を身につけるコツ】連載第1回

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公開日:2019/3/18

『自己肯定感を育てるたった1つの習慣』(植西聰/青春出版社)

 もしあなたが、「周りの空気を読みすぎてしんどい」「批判されそうになると、悪くないのに謝ってしまって後悔する」「自信にあふれている人を見ると羨ましいし、情けなくなる」と感じたことがあるならば、“自己肯定感”の低さが原因かもしれません。

“自信”は、自分の心を守る鎧のような役割をしてくれます。しかし、自己肯定感が低いとこの自信を持つことができないため、傷つき、ますます自信が持ちにくくなるという悪循環に嵌ってしまうのです。

 自己肯定感は、その人の能力や人間性とは関係がないそうです。スキルは平均程度でも高い自己肯定感を持っているおかげで自信を持って輝いている人もいます。一方、誰にでもやさしく好かれているのに、意外に自己肯定感が低くて悩んでいるという人もいるのです。

 そんな“心の勘違い”を減らして、プラス方向の循環を始めるために、『自己肯定感を育てるたった1つの習慣』(植西聰/青春出版社)から「自己肯定感を上げる」コツをご紹介しましょう。ひとつでもプラスの感情を持てるようになれば、毎日のストレス解消にもつながりそうですね。

■意外な結果になるかも!? 自己肯定感をチェックしてみましょう(本書18ページ)

 自己肯定感が高いのか低いのかよくわからない、という人も多いかもしれません。まずは「イエス/ノー」で次の質問に答えてみましょう。

□初対面の人に自分から話しかけるのが苦手
□人から何かを頼まれると断れない
□本番で実力を発揮できないことが多い
□キラキラしている人と自分を比べて落ち込むことがある
□やってみたいことがあっても、つい先延ばしにしてしまう
□人に何かを頼んだり、自分の要求を率直に伝えたりするのが苦手
□人からほめられると「お世辞?」と思ってしまう

 …どうでしょう? イエスの数が多い人ほど自分に自信がない、つまり自己肯定感が低い傾向が強いのです。でも、自己肯定感の高低が人そのものの価値を決めるわけではないので、安心してください。次回からは、しんどいという感情やストレスにつながってしまいがちな自己肯定感の低さを改善する簡単な方法をご紹介します。