忙しい朝も特別な日もおまかせ! お出かけ日和な春に作りたくなるおべんとう本3選
更新日:2019/3/22
暖かくなってくるこれからの時期は、おべんとうを持ってピクニックやお花見などに行きたくなります。しかし、毎日おべんとうを作っていると、特別なお出かけの日でも結局いつもと同じ中身のおべんとうになってしまうもの…。
そこで本稿では、いつものおべんとうを簡単に脱マンネリさせられる”おべんとう本”を紹介! これを機に、蓋を開けるわくわくを取り戻してみてください。
■朝忙しいみなさんに、おべんとうづくり初心者も怖くない!
おいしいおべんとうを作るには時間がかかるもの…。そんな概念を変えてくれるのが『ほぼ10分べんとう 266』(市瀬悦子/主婦の友社)。
本書はしょうが焼きや焼き鮭、ハンバーグなど作り慣れているおかずのアレンジ法を複数教えてくれるので、おべんとうが脱マンネリします。
また、ゆでずに使える中華蒸し麺や冷凍うどんを活かした「めんべんとう」は必見。冷めてもおいしく、時間がない朝やご飯を炊き忘れた日にも重宝させられるため、主婦の強い味方になってくれます。
初心者さんは本書を通じて、衛生面の話や上手な冷まし方・詰め方ポイントも学んでいきましょう。
■おべんとうづくりに慣れてきたら、映えるおべんとうはいかが?
インスタグラムでフォロワー数22万超を誇るナチュラルフードコーディネーター“こころのたね。”さんが手がけた『のほほん曲げわっぱ弁当』(誠文堂新光社)を参考にすれば、童心に帰れるおべんとうが完成。
うずらハットのちょびひげおじさんのおむすびや、おだんごヘアのおむすび娘など、コミカルなキャラクターが顔を覗かせるおべんとうなら子どもも大喜び。
本書には、特に反響の大きかったおべんとう133個と52品の作りおきおかずを掲載。おかずの綺麗な盛り付け方や役立つ作りおきおかず、自家製調味料の作り方も収録されているので、おべんとうづくりのコツがしっかりと学べます。
■キャラ弁にもチャレンジしたい…かも…?
日頃、頑張ってくれている旦那さんを笑顔にしたい方は『愛と憎しみを込めた旦那への猟奇的弁当 フタを開けたらつい笑っちゃう!企業弁当&おかず150』(まこつ/KADOKAWA)を参考に、一風変わったおべんとうを作ってみてはいかがでしょう?
焼き海苔を活かしながら、企業の商品やキャラクターなどを表現したまこつさんのおべんとうは、思わず突っ込みたくなるほどユニーク。一般的なキャラ弁だと恥ずかしがってしまう男性は多いものですが、これなら同僚にも見せたくなるはず。
本書には「お弁当アート」に欠かせない道具も詳しく解説されているので、そちらも要チェックです。
蓋を開けた瞬間に笑顔がこぼれるおべんとうは特別な日をさらに盛り上げてくれるだけでなく、家族の絆を深めてもくれます。おべんとうは作る側にとっては面倒に感じられてしまうものですが、コミュニケーションのネタになることも少なくありません。「最近、旦那が疲れていそう…」「反抗期をむかえた子どもにどう接すればいいのか悩んでいる」――そんなモヤモヤを抱えている方は、本稿でご紹介した書籍を参考にしながら、お出かけ時だけでなく普段から、おべんとうを介して愛情を伝えてみてはいかがでしょうか。
文=古川諭香