カラスマタスクが手がけるSFハードボイルド漫画『ノー・ガンズ・ライフ』のテレビアニメ化が決定。公式サイトも開設され、「こういう熱くなれるアニメを待ってた！」「スタッフ陣にも期待できそう」と話題になっている。

　同作は、『ウルトラジャンプ』で連載中の作品。大きな戦争を終えた世界で、“処理屋”を営む主人公・乾十三（いぬい じゅうぞう）の物語だ。十三の頭部は銃の形をしており、これは戦争のために開発された技術「身体機能拡張処理」によるもの。この処理を施された人間は“拡張者”と呼ばれ、普通の人間とは区別されて生きている。十三は拡張者が起こすトラブルを解決するため、処理屋を名乗って社会の裏で暗躍していた―。

　奇抜な見た目でありながら男らしくダンディな性格の十三は、「無骨な銃のフォルムと十三の口の悪さがピッタリすぎて超カッコイイ」「カッコいいのに時々抜けてて可愛いところもある」「荒廃した世界観と硝煙をまとう主人公とか惚れざるを得ないよね」と読者に大人気。十三の前には街を牛耳る超巨大企業・ベリューレン社やテロ組織が立ちはだかり、拡張者も人間も巻き込んだ壮絶な戦いを繰り広げていく。

　アニメの制作を手がけるのは、『ブギーポップは笑わない』『ダイヤのA』シリーズなどのマッドハウス。監督は『オーバーロード』シリーズの伊藤尚往が担当することも決定した。アニメ化を待ち望んでいたファンからは、「マッドハウスなら安心して見られる」「ゴリゴリのハードボイルドに仕上げて欲しい！」「これはキャスト発表も楽しみだなぁ」と期待の声が。公式サイトで公開されたティザービジュアルでは、石畳の道をコートを翻して歩くスタイリッシュな十三の姿が描かれている。

　2019年3月19日（火）発売の『ウルトラジャンプ』4月号では、同作が表紙＆巻頭カラーに登場。同日にはコミックスの最新8巻も発売されているので、アニメの続報を待ちながら原作もしっかりチェックしておこう。

■アニメ「ノー・ガンズ・ライフ」
原作：カラスマタスク
アニメーション制作：マッドハウス
監督：伊藤尚往
公式サイト：http://nogunslife.com/