横浜流星「前に進むきっかけになってくれたら嬉しい」 青春ミステリー小説『いなくなれ、群青』が実写映画化決定!
更新日:2019/4/16
河野裕の青春ミステリー小説『いなくなれ、群青』が、横浜流星と飯豊まりえの主演で実写映画化されることが決定。ティザービジュアルも公開となり、「原作の雰囲気かなり再現されてない!?」と注目を集めている。
作者の河野は『サクラダリセット』シリーズや『つれづれ、北野坂探偵舎』シリーズを生み出してきた小説家。『いなくなれ、群青』は、謎多き孤島を舞台にした『階段島』シリーズの第1作目にあたる小説だ。
主人公の七草(ななくさ)は、柏原第二高等学校に通う男子高生。階段島での平穏な生活に何の不満もなかった彼だが、凛々しい佇まいの少女・真辺由宇(まなべゆう)との出会いを機に彼の人生は一変する。島で起こる連続落書き事件、そこに秘められた謎に直面した七草は、自分の存在や由宇が島に現れた理由に疑問を抱くように―。
ゲームクリエイターでもある河野が生み出す物語は、ライトノベルファンに大人気。「丁寧な描写でじわじわ進む物語に引き込まれる」「最初は何もかもが謎なのに全てが解き明かされる場面は圧巻」「恋愛小説としても心に残る作品だった」など、絶賛の声が相次いでいる。
映画では七草役に横浜、由宇役に飯豊がキャスティングされ、ティザービジュアルには山の上で向かい合う2人の姿が。低く浮かぶ雲や風になびく草原などが淀んだ雰囲気を醸し出し、タイトルロゴも原作小説のロゴを意識したデザインになっているようだ。
横浜は自身のインスタグラムで、「自分の嫌いなところと向き合い、それを受け入れ、前に進むきっかけになってくれたら嬉しいです!! 公開お楽しみに!!」と映画をアピール。ファンからは「ミステリーな感じの流星くんすごく楽しみ」「また新しい演技が見られそうだね」「まりえちゃんとの共演も嬉しい」と期待が寄せられた。
現在『月刊Gファンタジー』では、兎月あいの作画によるコミカライズ版を連載中。記念すべき第1巻は、2019年4月26日(金)に発売される。さらに同日には、『階段島』シリーズの完結編『きみの世界に、青が鳴る』も発売決定。映画の続報を待ちながら、こちらも手にとってみては?
■映画「いなくなれ、群青」
原作:河野裕
出演:横浜流星、飯豊まりえ
公式サイト:http://inakunare-gunjo.com/