イケア、無印、Seriaからこんまり、勝間和代まで。新生活に参考にしたい収納・片付け本5選
更新日:2019/4/5
新しい部屋で始める新生活に心を躍らせている方は多いはず。また中には、部屋が変わらなくとも、新年度とともに自分の部屋を雑誌やテレビで見かけるようなおしゃれな部屋に変えたいとうずうずしている人もいるのではないでしょうか。
そこで本稿では、部屋の印象をガラっと変えられる収納・片付け本を5冊ご紹介。新生活を始めると身の回りの環境が大きく変わるからこそ、自分の部屋を見つめ直し、心機一転させましょう。
■人気ブロガーや整理収納アドバイザーなど全9人の片付け術がここに!
「見せる」と「隠す」収納の使い分けや、片付けやすい仕組み作りが学べる『イケア・無印良品・ニトリで いつもすっきり!収納』(ナチュラルライフ編集部:編/学研プラス)には、機能的でおしゃれな整理整頓アイデアが盛りだくさん。
人気ブロガーや整理収納アドバイザー、ライフオーガナイザーなどといった9人の片付け術には目から鱗な秘密が…! 人気商品を使い、限られたスペースを有効活用する収納アイデアは、明日から真似できるほど簡単。物があふれやすい玄関・ラバトリー・クローゼットの収納に悩んでいる方にも、ぜひ手に取ってほしい1冊です。
■モノトーン界を代表する「峰川あゆみ」さんの愛用グッズは必見!
シンプルなのにおしゃれ見えするモノトーン部屋は、大人女子の憧れ。そんなお部屋を手に入れるには『Seria ダイソー 3COINSのプチプラ雑貨で! 大人かわいいモノトーンインテリア』(ゲットナビ編集部:編/峰川あゆみ:著/学研プラス)を参考に。
本書にはモノトーン界を代表するDIY作家・峰川あゆみさんの愛用グッズが掲載。大人かわいいインテリアコーディネート術が学べます。さらに、プチプラ雑貨で簡単にできる24点のハンドメイドレシピや、インスタ映えが叶う写真のコツも大公開。
これを読めば、モノトーンの奥深さをより噛みしめられるようになります。
■自宅は“いまあるもの”で変えられる!
部屋をイメチェンしたいと思っても、家具や雑貨を買い足さなければいけないと面倒に感じられてしまうもの…。しかし、センスやお金、広さがなくてもお部屋を変えることは可能です。
そう教えてくれる『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』(荒井詩万/サンクチュアリ出版)では、4000人以上に部屋作りのノウハウを伝えてきたインテリアコーディネーターの荒井さんがおしゃれ見えする部屋のコツを伝授。どんな部屋にも適用させられる荒井さんの“黄金ルール”を意識すれば、自宅を雑誌やテレビに出てくるようなおしゃれ部屋に大変身させられます。
■アメリカでも話題沸騰中の“こんまりメソッド”とは?
日本のみならず、アメリカでも話題沸騰中の“こんまりメソッド”が記された『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』(近藤麻理恵/サンマーク出版)は、2010年に出版された大ベストセラー本の改訂版。
本書に記されている“こんまりメソッド”とは、「捨てる」のではなく、“一気に、短期に、完璧に片付ける”ことで汚部屋を居心地の良い部屋へと蘇らせようというもの。本書中には、片付けた後に再び汚部屋にならないよう、部屋をリバウンドさせないコツも記されています。場所別の収納術はもちろん、自身を「片付けのヘンタイ」と称す近藤さんの“モノに対する気持ち”も要チェックです。
■経済評論家が伝授! 汚部屋を改善して、人生を取り戻そう!
「汚部屋を改善することは、人生を取り戻すこと」。そんなユニークな着眼点のもと生み出された『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』(文藝春秋)は、自転車やゴルフ、麻雀、など多趣味でモノが大好きな勝間和代さんが手がけた断捨離本。
本書は自身の体験に基づき「断捨離」の大切さを訴えかけているからこそ、心に響きます。そして、タスクマネージメント的な片付けステップが記されているだけでなく、経済評論家ならではの勝間語録にクスっと笑えるのが本書の醍醐味。読者は楽しみながら片付けへのモチベーションを高めていけます。
部屋の収納や片付けはつい、後回しにしてしまいがち。しかし、面倒に感じない整理整頓術を知ることができたら、楽しみながら部屋を片付けることができるはず。新生活が始まるこの時期は、絶好の片付けチャンスです。「今年こそ、汚部屋をどうにかしたい」と考えている方はまず、自分に合った整理整頓本を見つけ、収納・片付けへの意欲を高めていってみましょう。
文=古川諭香