『サザエさん』ノリスケの“ハイエナ行為”に爆笑の声続出「コミュ力半端ねえ…」
公開日:2019/4/7
3月31日(日)に放送されたアニメ『サザエさん』で、遠慮することを知らないお調子者な言動から、ネット上で“ハイエナ”と呼ばれているノリスケが、いかんなくそのハイエナっぷりを披露。視聴者からツッコミの声が多く上がった。
話題になったエピソードは、作品No.7930「アポなしの達人」。ある日、事前連絡せずに突然来たお客のせいで、予定していたイチゴ狩りに行けなくなった磯野家。イチゴ狩りを楽しみにしていたサザエは、「アポなしで来るなんてまったく困っちゃう」と憤慨する。“アポなし”の意味を問うワカメに、カツオが「うちにも“アポなしの達人”がよく来るじゃないか」「特においしい物を食べていると匂いを嗅ぎつけて…」などと説明していると、丁度そこへ“アポなしの達人”ことノリスケが現れた。
ノリスケは「また手ぶらで来たと思ってるかもしれないが… じゃーん! 今夜のデザート用!」と、自慢げにたった1パックのイチゴを差し出す。そして「サザエさん、(今夜の)メニューは何です?」と、既にごちそうになる気満々。結局、すき焼きをごちそうになった。
さらに別の日では、カツオのクラスメイト・花沢さんの家で、ふぐちり鍋をごちそうになったノリスケ。するとここへサザエから電話がかかってきて、ひれ酒で酔っ払って物事の分別がつかないノリスケは、イチゴ狩りに子供たちを連れていくようまんまと約束してしまった。
後日、約束通り子供たちをイチゴ狩りに連れてきたノリスケだが、予約制にも関わらずアポなしで訪れたため、イチゴ農家から入園を拒否される。するとノリスケは、ここでも“アポなしの達人”ぶりを発揮。気さくな笑顔で「いやぁどれも立派なイチゴですねぇ」とおだてはじめ、「見るだけでいい」「この赤い宝石を子供たちのまぶたに焼きつけて東京に帰りたいんですよ」などと調子の良いことを並べ立てる。これで良い気持ちになったイチゴ農家が入園を許可し、無事アポなしのイチゴ狩りが実現したのだ。
図々しい性格が良くも悪くも発揮されたノリスケに、視聴者からは「平成も終わるといのに相変わらずハイエナすぎる」「ノリスケの辞書には『迷惑』という言葉がないらしい」「磯野家には飽き足らず、花沢家にも侵入したハイエナwww」「ノリスケさんの図々しさはもはや磯野家では周知の事実なのか…」とツッコミが寄せられるとともに、「ノリスケおじさん、コミュ力半端ねえな」「ノリスケの人間としての勢い、全然嫌いじゃない」など感心する声も上がっていた。
悪く言えば“ハイエナ”、良く言えば“世渡り上手”なノリスケ。現代人が忘れている気持ちを、ノリスケは持っているのかもしれない…。