絶対ダサくならないビジネスコーデ! 初対面の印象アップに効果的なスーツは何色?

ビジネス

更新日:2019/4/16

『メンズファッションバイヤーMBが教えるビジネスコーデベスト100』(MB/ポプラ社)

 新生活が始まる4月。スーツ選びに迷っている男性は多いのではないでしょうか。これから新しい人にたくさん会うことを考えれば、少しでも良い印象を与えられるコーディネートを揃えておきたいもの。本書『メンズファッションバイヤーMBが教えるビジネスコーデベスト100』(MB/ポプラ社)は、そんなスーツコーデ選びの強い味方になるはずだ。

 著者のMBさんは、『服を着るならこんなふうに』(縞野やえ/KADOKAWA)の企画協力やメディアでの連載などで知られる現役メンズバイヤー。本書では、“7つのシンプルルール”に加え、春夏秋冬それぞれで使えるスーツコーデを100種類紹介している。今回は、その中から春に使えるコーデをピックアップしてみた。

MBが教えるスーツコーデ 7つのシンプルルール
1 極力シワが入らないジャストサイズのスーツを選ぶ
2 袖丈はノークッションかハーフクッションのどちらかを選択
3 スーツはサイズ感が命。できるだけシャープな印象に
4 長すぎない着丈でシルエットを上品に
5 シャツとネクタイでVゾーンを整える。それだけでドレス感がアップ
6 スーツのおしゃれは袖先に宿る。先端を整えれば印象は一気に変わる
7 ダークトーンのスーツを選ぶ 基本の3色は黒・紺・グレー

■初対面の相手にさわやかな印象を与えたいなら、ライトネイビーがおすすめ!

P25 「春の気持ちいい気候のときは 明るいブルーで気分をさらに上げて」

 ビジネスシーンにふさわしいスーツは、基本的にはダークトーンである。とはいえ、明るい色がダメというわけではない。こういったライトネイビーのスーツは、初対面の相手にさわやかな印象を与える。ちなみに、「どこまで明るい色がOKなのか?」という基準は、黒い革靴と合わせてなじむかどうかだ。

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■梅雨の時期も安心! 濡れてもすぐに洗えるウォッシャブルスーツ

P53 「こんなに上品だけど選択OKな高機能スーツ」

 梅雨の季節になると、スーツが濡れて汚れてしまうのが気になる。特に外回りの仕事をしているのなら、常にスーツは清潔に保っておきたい。すぐに洗えるウォッシャブルスーツは、そんなニーズに答えてくれる。機能性素材はツヤ感が薄れてしまいがちだが、上の写真のようにサイズ感などを意識して着こなせば上品な仕上がりになる。

■GU&ユニクロを駆使すれば1万6000円以下でスーツコーデを作れる!

P51 「高級スーツ風プチプラコーデ術!」

 このコーデ、なんとほとんどがGUだ。冒頭に引用した“7つのシンプルルール”さえ守れれば、いわゆるプチプライスでも十分かっこいいコーデを作ることができる。GU以外の商品は、ネクタイだけ。こちらは、高級感のあるシルク100%のものなのだが、これもユニクロ。全身すべてを合わせても、1万6000円以下だというから驚きである。

 本書で紹介されているスーツコーデは、どれも手軽に手に入るアイテムを使っているから、自分で再現するのが簡単だ。お金がない、センスに自信がない…そんなあなたでも、MBさんのアドバイスを守るだけで、写真と同じようにかっこよく決まるはずだ。

文=中川凌  写真=岡戸雅樹