「令和」で注目の「万葉集」には学習まんがでふれてみよう
更新日:2019/9/22
新元号の発表以来、「令和」に関する話題でもちきりの日本列島で、出典となった「万葉集」への関心も高まっています。
「万葉集」とは、現存する歌集の中で最古の歌集と言われています。奈良時代に作られ、全20巻、歌の数は全部でおよそ4500首にのぼります。
興味はあるけれど、そんなに膨大な量を読むことはむずかしいかも…と二の足を踏んでしまう方におすすめなのが、本書『まんがで読む 万葉集・古今和歌集・新古今和歌集』(吉野朋美:監修、渡まかな・鎌尾こんぶ・上地優歩・グリコ・込由野しほ:まんが/学研プラス)です。
「歌集の成り立ち」や「歌の意味」、「歌が詠まれた背景」、「歌に使われている技法」、「作者」などを、まんがとやさしいコラムでわかりやすく解説してくれます。まんがなので状況がよくわかり、古典の入門にも最適。「万葉集」と並んで有名な歌集「古今和歌集」「新古今和歌集」からも、小中学校の教科書に載っている歌を中心に和歌を厳選。合わせて約90首が掲載されています。
元号の改元を機に、学習まんがで日本の古典にふれてみませんか?