杏「今までになかった作品になる」 またもアラサー女性の心をえぐる東村アキコ作『偽装不倫』ドラマ化!
更新日:2019/4/19
2019年7月、東村アキコの長編コミック『偽装不倫』がドラマ化が決定した。原作は、日韓同時にフルカラー縦スクロールマンガでWEB連載という新しい試みで生まれ、スマートフォン向け電子コミックサービス「LINE マンガ」で現在も連載中の話題作。
主人公である濱鐘子(はましょうこ)は、30歳、独身、彼氏なし、実家暮らしの派遣社員。20代後半の婚活戦線で心を負傷し、“婚活サヨナラパーティー”と称して、韓国食い倒れのひとり旅に出た。ところが鍾子は、旅行のために姉から借りたコートのポケットに、姉の結婚指輪を見つける。
韓国へ向かう機内で落とした指輪を拾ってくれたのは、隣席のイケメン韓国人・ジョバンヒ、25歳。その指輪をはめてくれようと、「どっち(の手)?」とたずねる彼に、動揺して「左」と答えてしまったのが運の尽き。鍾子は既婚者だと勘違いされたまま、ジョバンヒと「不倫」関係になってしまい――。
真面目で不器用、恋愛らしい恋愛をしてこなかった女性が、「嘘」をついたことで始まるハラハラドキドキのラブストーリーだ。
今回のドラマ化で鐘子を演じるのは、『花咲舞が黙ってない』以来4年ぶりの連続ドラマ出演となる杏。「東村さんの作品はほとんど全部読んでいて、実写化のニュースを耳にするたびに、私も演じたかったなと思ってきたので、今回出演が決まって、とても嬉しく思っています。この先、どうなるんだろうと、毎話待ちきれない、今までになかった作品になると思います」とコメント。
原作者の東村は「新しいチャレンジで始めたこの連載がこんなに早くドラマ化されるとは、本当に嬉しいです。しかも主人公の鐘子役を私の大好きな杏ちゃんがやってくれると聞いてびっくりしました。鐘子のイメージにぴったりです!」とドラマ化に大きな期待を寄せている。
2017年にドラマ化した『東京タラレバ娘』で全国のアラサー女性を恐怖のどん底に叩き落し、共感の嵐に巻き込んだ東村節は今回も健在。再び多くの女性たちの心を徹底的にえぐりまくること間違いなしだ。
コマ割り形式にして単行本化したコミックスは、美麗カラーはそのままに現在2巻まで発売中。4月25日(木)には第3巻が発売予定なので、夏の放映までに予習してみては。