<すべて3ステップ以下!>楽ちん料理で夜こそ糖質オフダイエット!【作ってみた】
更新日:2019/5/13
定番ダイエットになりつつある“糖質オフダイエット”。みなさんの中にも挑戦したことがある人は多いと思いますが、実際にうまく結果は出ましたか? 頑張ってみたけれどなかなかうまくやせなかった人に朗報です。
実は、睡眠時は活動代謝が少なく、夕食でとった糖質は脂肪として蓄積されやすいので、 糖質オフは夜こそ効果的なんだとか。
『糖質オフで! 太らない夜遅レシピ』(主婦の友社)では夜くたくたに疲れて帰ってきても簡単に作れる糖質オフレシピを紹介。どれも3ステップ以下、使う主食材は3つ以下、そして糖質は20g以下で、無理なく続けられるレシピばかりです。仕事もダイエットも頑張る人にぴったりの1冊。そこで、低糖質レシピ3品を実際に作ってみました。
1、火を使わずあえるだけ!「さば缶と玉ねぎの粒マスタードあえ」(P.39)
仕事から帰ったあとに、1から食材を準備して、炒めて何品も作る…と考えるだけで大変ですよね。そんなときには“缶詰”が便利です。ここでは、昨年ブームだったさば缶を使います。
薄切りにして水にさらした玉ねぎをボウルに入れ、粒マスタード、マヨネーズ、さばを缶汁ごと加えてさっくりあえれば完成です。コクがあるさばにマヨネーズが絡んでマイルドなサラダに。玉ねぎのシャキシャキ食感がいいアクセントになって、食べごたえ満点の1品です。火は全く使わず、すべての材料をあえるだけで完成なので、疲れていてもささっと作ってすぐに食べられます。
さばの水煮缶は、低糖質&高たんぱくで夜食べても太りにくいので、特売時に買いおきしておくと夜遅レシピに役立つこと間違いなしですよ。これだけしっかりした味付けでも糖質は驚きの4.4g!
2、栄養バランス抜群!「いり卵とブロッコリーのオイスターソースいため(P.46)
夜疲れていたとしても、同じ食べるならやはり栄養バランスが良いものを摂りたいですよね。そんなときには「卵」を使った料理がおすすめです。卵は、低糖質&低カロリーな上、ビタミンC以外の栄養素がすべてそろっていると言われるほど栄養満点で、栄養バランスが崩れがちなダイエット中には、まさに救世主的な食材です。
ここでは、油を熱したフライパンに小房にしたブロッコリーを入れて蒸し焼きにし、2分ほどしたら砂糖、塩、こしょうを混ぜた卵液を流し入れ、ブロッコリーといためます。
そして、最後にオイスターソース、しょうゆ、こしょうを加えていためあわせれば完成です。ふわふわの卵とほどよい食感のブロッコリーに、しっかりした味付けのソースが絡んで、一度食べたら箸が止まらないほどクセになる一皿でした。
帰宅後は野菜の下ゆでとかも面倒で嫌だったりしますが、ここでは、調理の順番、野菜を小さく切ることを気を付けるだけでブロッコリーの下ゆでが必要なくなり、10分もかからずに作ることができました。見た目も鮮やかなので、元気がもらえますよ。これだけ満足感があっても糖質はたったの2.6g。
3、材料を入れて煮るだけ!「豚こまとレタスのエスニックスープ」(P.80)
疲れたあとに食べるスープって季節問わずなんであんなに癒し効果があるんでしょうね。そんなスープはやはり夜ご飯にも準備しておきたいものですが、ここでは包丁もまな板も使わずにさっと作れるレシピをご紹介します。鍋に鶏ガラスープのもと、水、豚こまぎれ肉、しめじを入れて3分ほど煮ます。ここに食べやすい大きさにちぎったレタスを加え、再び煮立ったらナンプラー、こしょうで調味すれば完成です。
より手軽に作るために、すでにカットされた状態で販売されているカットしめじを使いました。そうすれば本当に包丁もまな板も使わずに作れ、トータル5分で出来上がり。しめじやお肉のうまみがしみ出たスープで、あっさりだけれど食べ応え十分、疲れを一気に吹き飛ばしてくれる一皿でした。
それにしてもカット野菜って本当に便利ですね。切らなくていいというだけで、いつもの負担がかなり軽減された気がします。気になる糖質ですが、たっぷりのお肉を使っても、1.4gとは嬉しすぎます。
ここで紹介した以外にも、レンチンだけ、たったの2ステップで作れるものなど、働くダイエッターにはありがたいレシピが満載です。ちなみに、夜遅レシピでやせるためには①1食あたり糖質20g以内②低糖質食材で消化のいい食事③寝る3時間前までに食事をすませることが理想だそうです。
夜糖質オフがダイエットを制す!
ダイエットをしようと思うとまず最初にやりがちなのが、単なる食事制限。炭水化物や甘いものの禁止など、手っ取り早く太りそうなものを止めることばかりを考えてしまいますが、今まで摂っていたものを急に止めるのはかなりのストレスになってしまい、結局長続きしません。ダイエットを成功させるためには「ムリせず、楽しく」が大前提。
ここで紹介した「夜の糖質オフダイエット」は、体のメカニズムを考えながら糖質オフな料理にすることで、おいしく食べながら気が付けばやせていたという嬉しい結果が期待できます。皆さんも今年は「夜糖質オフ」でダイエットを制しませんか?
文=JUNKO