『マガジン』29号から水墨画の世界を描いた新連載『線は、僕を描く』スタート!「出てきた絵がどれも素晴らしかった」と話題

マンガ

公開日:2019/6/20

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『週刊少年マガジン』29号(講談社)

 2019年6月19日(水)発売の『週刊少年マガジン』29号から、新連載『線は、僕を描く』がスタート。水墨画の世界を漫画で表現するという新しい試みが、「なかなか知る機会のない分野だから興味深い」「1話に出てきた絵がどれも素晴らしかった」と話題になっている。

 同作の主人公・青山霜介は、どこか物憂げな雰囲気を纏った大学生。霜介はある日、知り合いの紹介でとある展示会の会場設営のバイトに参加していた。バイトを終えて帰宅しようとすると、霜介の前に謎の老人が。老人にいわれるがまま展覧会に足を踏み入れた霜介は、そこでさまざまな人が描いた水墨画と出会う。霜介が水墨画を見ながら素人なりの感想を口にしていると、老人は驚いた顔で彼の“目”を絶賛。その場で「私の弟子になりなさい」と言い出した――。

 同作を手がけているのは、『この剣が月を斬る』『ベイビー・ワールドエンド』などの作者・堀内厚徳。同作は6月27日(木)に発売される砥上裕將の小説をコミカライズした作品となる。砥上はプロの水墨画家として活動する傍らで小説を書き、同作で第59回メフィスト賞を受賞。“満場一致の感動作”として絶賛された。

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 漫画を読んだ読者からは、「題材も演出も言葉もすごく好みで惹かれた」「水墨画がテーマの漫画って新しい!」「キャラクターの表情や心情の表現が素晴らしい」と絶賛の声が続出。作中に登場した水墨画を見て、「バラの絵が本当に素敵で見とれてしまう」と興味を持った人も多いようだ。ちなみに水墨画は砥上が監修を手がけており、WEB漫画サイト「マガポケ」内の記事コーナー「マガポケベース」には、砥上が描いた水墨画が掲載されている。

 原作が発売前の小説とあって、「続きがめっちゃ気になるから小説も読んでみよう」「文章であのシーンがどう書かれてるのか気になる」といった声も。講談社の公式サイト「講談社BOOK倶楽部」では小説の冒頭部分が試し読みできるので、気になる人はチェックしてみては?

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