“写真になると急にブス” なのはコレを知らないから! 写りが変われば人生が変わる「シンデレラ・フォトレッスン」
更新日:2020/5/7
■あなたの「利き顔」はどっち?
「シンデレラフォト」を撮るには単に写りにこだわるだけでなく、自分らしさを映し出すことが重要。写真写りにまつわる悩みは尽きないが、コツさえ掴んでしまえば史上最高に美しい1枚を残せる。
そのためにはまず、自分が一番美しく見える「シンデレラ角度」を知っておきたい。人の顔は左右対称ではなく、どちらかの筋肉が発達し、表情が豊かな“利き顔”になっている。その「利き顔」を前に出せば写りがよくなり、親しみやすさや人間らしさも伝えられるという。
渕上さんによれば、「利き顔」はよく使う脳の部位によって異なるのだそう。例えば、感性豊かな人は右脳の影響下にある左顔が発達し、そちら側の表情がよく動くようになる。対して、知的な人は思考・理性などを司る左脳が発達し、右顔の表情がよく動くのだ。
この理論を撮影時に活用すれば、格上げ写真も夢ではない。自分の利き顔がどちらなのかは、本書に記されているポイントを踏まえながら、スマホでチェックしてみよう。
なお、左顔は温かくほんわかとした印象を、右顔は知的でクールな印象を与えるのがポイント。シンデレラフォトを撮るには、自分の顔が与える印象の違いを知ることが第一歩となるのだ。
■残念な「半目写真」を回避するとっておきの対処法
他人に撮ってもらった写真を見返すと、なぜかいつも半目になっていることが多く、悲しい想いをしているのは筆者だけではないはず。そんな悩みも、3つのポイントを意識するだけで解決できる。
(1)カメラのレンズを見ない
(2)たくさん写真を撮ってもらう
(3)撮る直前までは軽く目を閉じ、撮る寸前に目をパっと開ける
半目になるのはまばたきの回数が多いせいではなく、写真に対する苦手意識が原因。いつも撮影時にカメラを凝視してしまう人は、レンズだけでなく景色全体を見ながら撮られることに慣れていこう。
本書には他にも、シンデレラフォトを撮影するための具体的なコツがたくさん収録されている。目や口だけでなく、手の表情にも着目したフォトレッスンはワンパターンの写真に変化をもたらす。輝く未来は、写真の可能性とパワーを活かすことで築きあげていけるのだ。
文=古川諭香