映画「蜜蜂と遠雷」の特報映像解禁! 4人のピアニストによる演奏シーンが「イメージ通りで最高!」と話題
公開日:2019/6/30
恩田陸の小説を原作とした映画「蜜蜂と遠雷」の特報映像が解禁。ピアノの旋律と共に4人のピアニストが映し出される映像は、「演奏シーンへの期待が高まる」「4人のキャラがイメージ通りで最高!」と話題だ。
石川慶が監督を務める同作は、国際ピアノコンクールに人生をかけた4人のピアニストの物語。かつて“神童”と呼ばれた女性・亜夜を松岡茉優、最後のチャンスとしてエントリーしたサラリーマン・明石を松坂桃李、音楽エリート・マサルを森崎ウィン、世界最高のピアニストの息子・塵を鈴鹿央士が演じる。
公開された特報では、アップテンポなピアノの音色と共に4人の演奏シーンが登場。「復活の神童」「不屈の努力家」「信念の貴公子」「祝福の異端児」と、それぞれのキャラクターを表すフレーズも添えられた。ラストに映し出されているのは、波が寄せる海岸の向こうに稲妻を光らせる雷雲が浮かんでいる光景。見た人からは「松岡茉優ちゃんの真剣な表情がいい」「桃李くん子どもがいる役なんだ…!」「塵役の人がとても塵って感じでよかった」とさまざまな反響が上がっている。
劇中のピアノ演奏を担当するのは、河村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央といった日本を代表するピアニストたち。ピアノコンクールの課題曲として登場する「春と修羅」は、現代音楽作曲家・藤倉大が原作を読み込んで作曲したオリジナル楽曲だ。
2019年5月3日(金)から3日間にわたって開催された世界最大級のクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」では、映画とのタイアップ企画が登場。福間、金子、藤倉の演奏ステージや監督の石川を交えたトークイベントが実施され、「こんな素敵な方たちの演奏が映画でも聴けるなんてすごい」「プロの情熱を感じた」とクラシックファンからも注目を集めている。
映画の公式ツイッターでは、4人の境遇が伺える場面写真も公開中。キャストの演技とピアニストの演奏からどんな物語が生み出されるのか楽しみだ。
■映画「蜜蜂と遠雷」
原作:恩田陸
監督:石川慶
出演:松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士 ほか
公式サイト:https://mitsubachi-enrai-movie.jp