あなたの仕事の仕方の“残念度”がわかる「自己診断テスト」『仕事が早く終わる人、いつまでも終わらない人の習慣』①
公開日:2019/8/23
仕事がなかなか終わらない理由、それは、あなた自身が仕事をどんどん増やしているからです。仕事を手掛ける順番、考え方、判断軸等をちょっと変えるだけで、あなたの仕事時間は急激に減ります。無意識の仕事肥満体質から脱却しましょう。
突然ですが、ここに2人のビジネスパーソンAさんとBさんがいます。
2人とも入社7年目の同期で、同じような仕事を担当しています。
Aさんは真面目で、いつも一生懸命仕事をしているのに、なかなか成果が出ず、次のような悩みを抱えていました。
・夜遅くまで仕事をしている分、朝まで疲れが残ってしまう
・遅くまで働いている割には成果が上がらない
・忙しい時に追い打ちをかけるように仕事が入ってくる
・週末も家で仕事をしなくてはならず、常に頭から仕事が離れない
一方のBさんは、いつもお気楽な感じなのに高い成果を上げています。さぞかし朝早くから夜遅くまで働いているかと思いきや、Bさんの仕事ぶりは次のような状態です。
・毎日、定時で帰る
・会議などでよく新しいアイデアを出していて評価も高い
・家族や友人と過ごす時間を大切にしている
・日頃からスポーツをしているので心身ともに健康である
・アフター5は、社外の人との人脈をつくっている
Aさんと比べると、実に対照的です。
時間の経過とともに2人はどんどん差がつき、入社10年を迎えた時には、BさんがAさんの上司になり、年収の差も歴然となりました。
「真面目なAさんが報われないなんておかしい」と思った人もいるかもしれません。
企業は営利団体です。
成果を上げている人を優遇するのは、当然のことです。
では、あなたが2人の会社の経営者だったら、どちらを役職に引き上げますか?
また、あなた自身は、AさんとBさん、どちらになりたいでしょうか?