「スピード感溢れる描写がいい!」『週刊少年サンデー』の短期集中連載『まだ見ぬフィールドで』が話題

マンガ

公開日:2019/8/23

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『週刊少年サンデー』38号(小学館)

 2019年8月21日(水)発売の『週刊少年サンデー』38号より、短期集中連載『まだ見ぬフィールドで』がスタート。新たなサッカー漫画の登場に、読者からは「魅力的な主人公が誕生したね」「スピード感溢れる描写がいい!」と興奮の声が寄せられている。

 センターカラーで登場した同作は、少年の熱き挑戦と温かい絆を描いた全5話のサッカー物語。作者・茂木ヨモギはサッカーが題材の漫画『REASON』で、小学館主催の「第80回 新人コミック大賞」少年部門入選を果たした新鋭だ。

 今回掲載された第1話「準備と嘘」では、冒頭からスピーディーな試合が展開。主人公・ヨウジがドリブルで次々と相手選手を抜き去り、その勢いを誰も止めることができない。ファウル狙いのスライディングを華麗に避け、着地と同時にもう1人かわしてしまう。そのままヨウジが放ったシュートが決まり、チームは逆転勝利を飾った。

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 ヨウジの才能は監督も認めており、成績も優秀とあってスポーツ特待生制度を利用して私立高校へ進むことを勧めていた。しかしヨウジの実家は、母親が1人で切り盛りする小さな中華食堂。経済的な負担を考えてヨウジは県立高校への進学を希望していたものの、監督の口から母親へ特待生制度の話が伝わることに。強がって見せるヨウジに、母親は「ヨウジは、どうして今までサッカーを続けてきたの?」と問いかける──。

 短期集中連載ながら、人気ジャンルのサッカー漫画スタートに読者は大喜び。「試合の描き方も上手いし、どんな結末を迎えるのか楽しみ」「サッカーに対する情熱とお母さんとの絆にグッとくる!」「物事を冷静に分析していくタイプの主人公が魅力的ですね」といった声が寄せられていた。

 第1話終盤でヨウジは母親の言葉を励みに、仁明高校サッカー部のセレクションへ。グラウンドを目の前にして、これまでに感じたことのない異様な熱気を目の当たりにする。果たしてヨウジのサッカーはどこまで通用するのか、今後の展開に期待しよう。