山神の怖すぎる祟りに恐怖の声続出! 【アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第70話】

アニメ

公開日:2019/8/31

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『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年8月25日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第70話が放送された。今回は山の神が起こす恐ろしい祟りが描かれ、「背筋がゾッとした」「ヤバすぎるだろ山の神…」と恐怖の声が相次いでいる。

 物語の舞台となるのは、タイタンボウという山の神を祭るために御霊石を守り続けている村。御霊石に祈りを捧げる番人一族・阿形家に生まれた健人は、20歳になったら番人を継ぐことや御霊石の掟を破ってはいけないことを祖父や父から言い聞かされていた。

 御霊石の掟とは、4日に1度祈りを捧げることと石のある山には村の人間以外を立ち入らせてはいけないというもの。この2つを破ったら祟られると言われている。ところが20歳を目前にして健人は、番人を継ぐことを拒絶。仲間を引き連れて御霊石を壊すと言い出した。タイタンボウの祟りを知る鬼太郎は、仲間を引き連れて山に来た健人に忠告。以前山に入って石の一部を持ち帰った若者が、祟りで消えたという話を語る。

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 しかし健人は忠告を無視し、御霊石にピッケルを振り下ろして破壊。少しだけ欠けた石を持ち帰り、恋人にプレゼントした。だがその日から仲間が1人ずつ消え、恋人も目の前で溶けて消滅。祟りだと信じない健人は御霊石をダイナマイトで破壊し、タイタンボウの祟りを一身に受けて暗闇に引きずり込まれていく。

 健人が目を覚ましたのは、傷ひとつない石が鎮座する山の上。石の前に立った後の出来事は、全て砂かけばばあが見せていた幻覚だった。ようやく祟りの存在を信じた健人は、石に手を触れることなく下山。父の跡を継いで石に祈りを捧げる人生を選ぶ。

 姿を見せないタイタンボウの祟りには、視聴者からも驚きの声が続出。「人間の手には余る神だな」「健人が解放されないっていう結末が何よりも怖い」「この悲劇は繰り返される予感がする…」と誰もが恐れるエピソードとなった。

 ちなみにこの物語は水木しげるの『鬼太郎』ではない短編漫画がもとになっており、アニメ版の「鬼太郎」第2期でも語られていた様子。気になる人は見比べてみるとより深い恐怖を味わえるかもしれない。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9時~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/