「パニックホラー映画のような迫力」と話題! 巨大昆虫サバイバル漫画『巨蟲列島』が2020年に劇場アニメ化決定

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公開日:2019/9/11


 WEB漫画サイト「マンガクロス」で連載中の『巨蟲列島』が、2020年に劇場アニメ化されることが決定。ティザーPVも解禁となり、「虫がリアルで鳥肌立った」「めっちゃ怖そうだけどめっちゃ見たい…!」と話題になっている。

 同作を手がけるのは、原作担当の藤見泰高と作画担当の廣瀬周。連載は2014年からスタートし、2019年3月で完結した。1話から20話まではアーティストグループ・REDICEが作画を担当しており、21話から廣瀬にバトンタッチ。「マンガクロス」での月間PV数は110万を突破している。

 物語の舞台となるのは、謎めいた孤島。飛行機事故によりこの島に流れ着いた女子高生・織部睦美は、生き残ったクラスメイトたちと力を合わせて生還を目指した。しかし島で待っていたのは、信じられない大きさに成長した昆虫の数々。人間をエサと認めた昆虫たちを相手に、睦美たちのサバイバルが始まる――。

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 島に生息する昆虫は実在する昆虫の生態を元に描かれ、「パニックホラー映画のような迫力がある」「虫ってデカくなるだけでこんなに恐ろしいのか」「自分の想像力を恨みたくなる作品」と恐怖の声が続出。「生態のリアルさに作者の昆虫愛を感じた」「虫の生態って奥が深いんだな…」と感心する読者も相次いでいるようだ。

 アニメ化プロジェクトは2018年からスタートしており、6月に発売されたコミックスの最終6巻特装版には23分間のアニメ本編を収録したBlu-rayが同梱。原作序盤の山場であるVSジガバチ戦が、テレビ放送では難しい場面まで余すところなく再現した完全版として収録されている。

 劇場版の公開に先がけて解禁となったティザーPVでは、睦美をはじめとする島に流れ着いた生徒たちが登場。彼らのうちの1人が「ヘリの音だ…! 助けが来たんだ!」と叫んだ直後、不気味な羽音と共に空を飛ぶ巨大な虫が現れた。睦美を演じるM・A・Oのほかに、立花理香、福圓美里、麻倉ももといった声優陣の出演も決定。どんな作品になるのか、続報も見逃さないようにチェックしておこう。

■映画「巨蟲列島」
原作:藤見泰高、REDICE
総監督:高橋丈夫
監督:龍輪直征
脚本:森田繁
出演:M・A・O、立花理香、福圓美里、麻倉もも、たかはし智秋、久保ユリカ、江口拓也、駒田航、井上麻里奈
公式サイト:http://kyochu-retto.net

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『巨蟲列島』6巻 Blu-rayつき特装版(原作:藤見泰高、作画:廣瀬周/秋田書店)