「愛にあふれた優しい家族だった」『マガジン』41号、吉河美希の読み切り第2弾『柊さんちの吸血事情』に感動の声続出!

マンガ

公開日:2019/9/13

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『週刊少年マガジン』41号(講談社)

 2019年9月11日(水)発売の『週刊少年マガジン』41号に、吉河美希の読み切り『柊さんちの吸血事情』が登場。孤児の少年と不思議な家族の物語が、「女の子みんな可愛いし意外な設定が面白い!」と好評を博している。

 今回の読み切りは、『マガジン』創刊60周年を記念して発表されたもの。『ヤンキー君とメガネちゃん』『山田くんと7人の魔女』といったヒット作を生み出してきた吉河が、同誌で3本の読み切りを発表していく特別企画の第2弾だ。

 今回の主人公は、孤児院で育った14歳の少年・源勇太。18歳になったら施設を出て一人暮らしすることを夢見ていた勇太だったが、ある日職員から受け入れ先が決まったことを告げられる。今更家族なんてと拒否する勇太に対し、1万円札をちらつかせる職員。一人暮らしに向けて資金が欲しかった勇太は、3日間だけのおためし期間という条件つきで受け入れ先の柊家へ向かう。

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 柊家で待っていたのは、ごく普通の両親と3姉妹。長女・晴海と三女・雨々は普通の女子だったが、次女の雪枝はなぜか暗い雰囲気だった。3人も子どもがいてなぜ自分を引き取ったのか疑問に思った勇太は、夜になってから母親に「どうしてオレを受け入れようと思ったんですか?」と質問。すると母親は、「血が欲しかったから」と返した。

 その夜一家全員と同じ部屋で寝ることになった勇太は、隣で寝ていた雪枝が自分の手を触っていることに気づく。驚いているうちに一家全員が勇太の布団を囲み始め、急かされた雪枝は意を決して勇太の首に噛みつき吸血。なんと柊家は吸血鬼の家系で、成長期には必ず新鮮な人間の生き血を飲むという習慣があった。

 食料として引き取られたことに衝撃を受ける勇太だったが、やがて初めて触れる家族の温もりに居心地の良さを感じるように。柊家で繰り広げられる不思議な家族愛の物語に、読者からは「愛にあふれた優しい家族だった」「めっちゃいい話じゃん…!」「この家族をもっと見守っていたい」と感動の声が相次いだ。

 吉河が次に登場するのは、9月25日(水)発売の『マガジン』43号。最後はどんな作品になるのか、楽しみに待っていよう。