恋愛はダイエットと一緒!/『「溺愛理論」27のルール』⑤

恋愛・結婚

公開日:2019/9/17

好きな男性に愛されたい、永続的に溺愛されたい。“溺愛される女”になるための最新恋愛メソッドを、ニューヨークの脳科学研究所に勤務する脳科学者・瀬里沢マリさんが教えてくれます。

Point

最初だけ頑張って、一度しっかり習慣を変えて、リバウンドしないようにしよう。

 今、恋愛がうまくいっていないならば、パートナーとの関係が良くないならば、自分が間違った行動をしているからです。溺愛される行動に改善しなければいけません。

 でも、今まで無意識にしていた行動を自覚して改善していく、って結構大変です。

 たとえばダイエットした経験がある女性はわかると思いますが、今まで当たり前に食べていた甘いものをやめるって大変じゃないですか? 特にはじめの数日は、ついつい食べたくなってしまったり、我慢することに苦痛を感じたりしますよね?

 でも数週間、数か月したら、甘いものをあまり欲しなくなったりしませんか? 一か月たったら「なんで昔はあんなに甘いもの食べたかったんだろう?」となりませんか? そして、そういうふうに意識と行動が根本から変わったら、ダイエットをやめてもリバウンドしないですよね。

 最初だけ意識して行動を変えていけば、あとはそこまで意識せずとも自然にできるようになります。

 これは溺愛される行動も同じです。

 というわけで、最初だけ頑張りましょう。

 最初だけ、すごく意識して行動を変えなければいけませんが、そのうちに意識せずとも自然にできるようになり、「なんで昔はあんな意味不明な行動をとっていたんだろう?」と不思議に思うはずです。

 私も溺愛される行動を発見した当初は、こうしたらいい、とわかっていても恥ずかしくてできなかったり、こんなこと言ってわがままだと思われないかなと考えすぎてしまったり、なんて言おうか考えているうちにタイミングを逃してしまったりしていました。

 ですが、そのうちに特に意識しなくても、口から勝手に溺愛される台詞が飛び出し、男性の好意を自然に受け止め、当たり前に溺愛される行動をとれるようになりました。なので、最初だけ意識して練習していけば、あとは自然にできるようになります。

 これは私だけじゃなくて、私のクライアントさんも同様の感想を持っていて、「最初はかなり意識してやっていましたが、今は特にトラブルもなく、普通に溺愛されています」という方が多いです。

 溺愛される行動を習った当初は「えーそんなこと言えません」と言っていたクライアントさんも、少しずつ練習していくうちに、二か月もしたら自然に溺愛される言動ができるようになり、半年後には結婚しました。今ではすっかりご主人に溺愛されて「男性って優しいですよね?」としみじみ言っていました。

 恋愛はダイエットと一緒!

 今理想の体重ではないのならば、今理想のパートナーシップではないのならば、自分の行動を変えると決意して、最初だけ頑張って正しい行動を身につけましょう。身につけた習慣は一生モノです。

 しかも、パートナーシップの場合、こちらが溺愛される行動をするようになると、相手の態度も変わってきて、どんどん関係性は良くなるので、どんどん楽になります。リバウンドすることはないでしょう。

<第6回に続く>

瀬里沢マリ
溺愛コンサルタント。薬学博士。脳科学者。1985年生まれ。東京都出身、ニューヨーク在住。2013年に東京大学大学院薬学系研究科で博士号を取得後、渡米し、ニューヨークの脳科学研究所に勤務。2015年より溺愛コンサルタントとして活動を開始