「修行回だと思っていたら…」 アニメ「鬼滅の刃」第24話、炭治郎に託した胡蝶しのぶの“想い”に視聴者しんみり

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更新日:2019/9/26

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『鬼滅の刃』16巻(吾峠呼世晴/集英社)

 2019年9月14日(土)に放送された、アニメ「鬼滅の刃」第24話。鬼殺隊の柱・胡蝶しのぶが明かした想いに、視聴者から「修行回だと思っていたら泣かせにきたな…」「しのぶさんもつらい過去があったんだね」と大きな反響が巻き起こっている。

 アニメ「鬼滅の刃」は『週刊少年ジャンプ』で連載されている、吾峠呼世晴の同名漫画が原作。蝶屋敷で治療を続ける炭治郎・善逸・伊之助だったが、善逸は相変わらず投薬を嫌がり伊之助も喉が治らず静かなまま。そんな状態のなか炭治郎と伊之助は“機能回復訓練”へと進み、毎回げっそりした表情で部屋に戻ってくるため善逸を震え上がらせた。

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 いよいよ機能回復訓練に挑むことになった善逸。訓練に乗じて蝶屋敷の女の子たちに触れられると知り、異様なほどやる気をたぎらせていく。女の子目当てで訓練に挑むという不純な善逸に、さすがの炭治郎と伊之助もついていけない。しかし善逸は訓練の激しさに音を上げ、伊之助とともにあっけなく脱落してしまう。

 炭治郎はなんとか訓練を乗り越えようと、平時でも“全集中の呼吸”を使うことを意識し始める。苦戦する炭治郎の隣にやって来たしのぶは、努力を惜しまない彼を見て自分の夢を託したいという。彼女の夢とは、鬼に惨殺された姉の想いでもある“鬼と仲良くする”こと。「少し疲れまして。鬼は嘘ばかり言う」と呟いたしのぶは、姉の最期を想い返しつつ「頑張ってくださいね。どうか禰?豆子さんを守り抜いて」と炭治郎に語りかけるのだった――。

 柱という大役を務めるしのぶ。彼女の本心に視聴者は心を揺さぶられたようで、ネット上には「いつも笑顔のしのぶさんがしんみりしてると心がしんどい」「第一線で活躍している柱が『少し疲れた』と言うなんて、それだけ重いものを背負ってるということか」「お姉さんの想いを継いでここまで生きてきたんだね、しのぶさん…」「しのぶにとって炭治郎と出会えたことは救いでもあったんだなぁ」といった声があがっている。

 しのぶの想いを知った炭治郎に、どのような変化が訪れるのか。彼の成長を見守ろう。

■アニメ「鬼滅の刃」
放送日時:毎週土曜23:30~
原作:吾峠呼世晴
監督:外崎春雄
公式サイト:https://kimetsu.com/anime/