アニメ「鬼滅の刃」第25話、胡蝶姉妹と栗花落カナヲの過去に視聴者も涙

アニメ

更新日:2019/9/30

img01
『鬼滅の刃』16巻(吾峠呼世晴/集英社)

 2019年9月21日(土)に放送された、アニメ「鬼滅の刃」第25話。柱の1人・胡蝶しのぶと継子・栗花落(つゆり)カナヲの過去が描かれ、「この展開は泣ける…」「胡蝶姉妹とカナヲちゃんの関係はグッと胸にくるね」と視聴者を感動させたようだ。

 アニメ「鬼滅の刃」は『週刊少年ジャンプ』で連載されている、吾峠呼世晴の同名漫画が原作。炭治郎は機能回復訓練に全集中の呼吸を取り入れ、順調に能力を伸ばしつつあった。そんな炭治郎の姿を見て焦りを募らせる善逸と伊之助。しのぶの巧みな掌握術もあり、2人はようやく訓練に本腰を入れ始める。

>>『鬼滅の刃』のTVアニメが見放題!漫画も1巻まるっと無料!【U-NEXT】

advertisement

 修行に精を出す炭治郎たちを見つめながらカナヲが思い出していたのは、親に身売りされた幼い頃の記憶。感情もなくなり奴隷のように連れ回されていたところを、胡蝶カナエ・しのぶ姉妹に救われていたのだ。しかし胡蝶姉妹に引き取られたあともカナヲは感情を出せず、言われたことしかできない。心配するしのぶに対してカナエは表裏が刻まれた硬貨を託し、1人で決められない時は硬貨を投げて決めたらいいと微笑む。そんな記憶を辿りつつ、カナヲは炭治郎たちに声をかけることなくその場を離れた。

 一方機能回復訓練が続く炭治郎たちの元を、鬼殺隊の刀鍛冶・鋼鐡塚と鉄穴森が打ち直した伊之助の日輪刀を携えて訪問。炭治郎は刀を折ってしまったことで、鋼鐡塚の怒りを買うハメに。伊之助も鉄穴森が打った日輪刀に石を叩きつけて刃の形を変え、鉄穴森を激怒させてしまう。

 鋼鐡塚と鉄穴森を見送った後も炭治郎は鍛錬を続け、ついにカナヲとのスピード対決を制するまでに成長。しのぶから「あとは実戦あるのみ」と励まされ、機能回復訓練での手応えを胸に任務復帰へ覚悟を決めるのだった――。

 カナヲと胡蝶姉妹の関係が明らかになり、ネット上には「カナヲちゃん、胡蝶姉妹と出会えてほんと良かったね」「3人とも可愛いけどカナエ姉さんのことを思うと心がしんどい」「カナエがいたから今のしのぶがいるし、カナエとしのぶがいたから今のカナヲがいるんだなぁ」といった声が続出している。

 今は亡きカナエの姿を思い出したカナヲ。訓練に励む炭治郎を見て、彼女は何を感じたのだろうか。

■アニメ「鬼滅の刃」
放送日時:毎週土曜23:30~
原作:吾峠呼世晴
監督:外崎春雄
公式サイト:https://kimetsu.com/anime/