「美人過ぎて国交とかどうでもいい」アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第74話、妖怪・玉藻前に視聴者もメロメロ!?

アニメ

公開日:2019/9/28

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『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年9月22日(日)に放送されたアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第74話。鬼太郎が探し続けていた“大逆の四将”最後の1人・玉藻前が登場し、「今までで一番美しい妖怪だ」「これはちょっとたぶらかされたい」と話題になっている。

 鬼太郎は以前ねこ娘を地獄から連れ戻すために、地獄を支配する閻魔大王とある契約を交わしていた。契約の内容は、地獄から逃げ出した“大逆の四将”と呼ばれる妖怪4人の魂を連れ戻すこと。人間界では鬼道衆の力を受け継ぐ青年・石動零が四将を倒すために奔走しており、鬼太郎は彼と対立状態にある。

 今まで鬼太郎と石動が出会ったのは、黒坊主、鵺、鬼童・伊吹丸の3人。残る1人である九本の尾を持つ狐の妖怪・玉藻前の居場所を突き止めた石動は、玉藻前に近づくためにぬりかべや子泣きじじい、砂かけばばあの魂を取り込んでしまう。

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 砂かけばばあが石動に吸収されるのを目撃してしまったまなは、ゲゲゲの森へ帰って鬼太郎に報告。鬼太郎が四将を探している理由を知り、協力したいと申し出た。最初はまなを巻き込みたくないと主張していた鬼太郎だったが、まなが持っていた伊吹丸のお札を見て力を借りることに。まなはお札を使い、石動の居場所を探し始める。

 一方人間界では、日本の領海に他国の軍艦が侵攻してきたというニュースが。総理大臣は他国にヘルプを求めるが、どの国からも断られてしまった。各国のトップをそそのかしているのは、分身して人間に化けた玉藻前。玉藻前は妖艶な姿で人間を誘惑し、自分の思い通りに事を進めていく。

 美貌と妖力をあわせ持つ玉藻前には、「ぜひうちにも1人来ていただきたい」「権力者が骨抜きになるのもよくわかる」「こんな美人に迫られたら国交とかどうでもいいよね」と視聴者もメロメロ。玉藻前の悪だくみは日本だけに留まらず、閻魔大王を喰らって地獄さえも支配してしまった。

 玉藻前の分身を探しだした石動は、吸収した妖怪たちの能力を駆使して戦闘を開始。石動を探していた鬼太郎たちも駆けつけるが、果たして日本の運命はどうなってしまうのだろうか。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/