ウチの子は作文が苦手…そんな時の絶対的挽回法は?/18歳までに親がやるべきこと⑥

出産・子育て

更新日:2019/9/30

「子どもが勉強に乗り気じゃない時は?」
「小学校入学までの英語学習は必要?」
子育てにはいつも悩みが付きもの。育児、受験、勉強法などの悩みに、佐藤ママが心強いアドバイス!
3男1女を東大理Ⅲに合格させた秘訣を、『教えて! 佐藤ママ 18歳までに親がやるべきこと』から紹介!

『3男1女東大理Ⅲ合格! 教えて! 佐藤ママ 18歳までに親がやるべきこと』(佐藤亮子/祥伝社)

[勉強の悩み編]

【Q】
娘は作文が苦手で、私が出した例をほぼそのまま書いて、私が書いたような作文になってしまいます。

【A】
今のところ、それでいいのでは。親の言葉で子どもは育ちますから。

【Q】
 私の娘は作文の課題が苦手で、私がいろいろと質問をしたりして、読書の感想や考えなどを引き出して手助けをするのですが、それさえも苦手なようで、私がいくつか例を出すと、ほぼそのまま書いてしまい、私が書いたような作文になってしまいます。
 今はそうでも、これから少しずつ自分の考えや気持ちを書いていけるようにしたいのですが、どのように導けばいいでしょうか? 娘は作文は苦手ですが、読書や書くことは大好きです。図書館でたくさんの本を借りてきて自分でよく読みますし、自分でお話を作ったり、私や主人に手紙を書いたりするのも好きです。(愛知県・40代)

【A】
 お母さんが作文の手助けをして、お母さんが書いたような作文になってしまうというお悩みですが、「作文ってこう書くんだ」ということがわかるのだから、それはそれでいいと思います。

「自分の言葉」といっても、子どもの中から自然に言葉がわきあがってくるわけではありません。お母さんがかけている言葉が子どもの中に入っていき、それが子ども自身の言葉になっていくんです。お母さん自身の言語をレベルアップすることが、子どもの言語レベルを上げることにつながるのです。

 お子さんは図書館でたくさんの本を借りてよく読んでいるということですし、お話を作ったり、手紙を書いたりするのも好きということですから、何の心配もいらないと思いますよ。

【次回に続く】