「なんて豪華な組み合わせなんだろう」 知念実希人の小説『仮面病棟』が坂口健太郎&永野芽郁の出演で映画化

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公開日:2019/10/3

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『仮面病棟』(知念実希人/実業之日本社)

 知念実希人の小説『仮面病棟』が、坂口健太郎主演で映画化されることが決定した。ヒロイン役は永野芽郁が演ずることも明らかになり、「なんて豪華な組み合わせなんだろう」「原作も役者も大好きだから本当に楽しみ」と歓喜の声が相次いでいる。

 同作は、とある療養型病院を舞台にした物語。病院に突然現れたピエロ仮面の男が、自分が撃った少女・川崎瞳の治療を病院側に要求した。病院に勤める外科医・速水秀悟は、先輩の代わりに当直バイトを務めていたせいで事件に巻き込まれてしまう。しかし、瞳の治療をし病院からの脱出を試みるうちに、秀悟はやがて病院が隠していたある秘密に近づいていく――。

 作者の知念は現役の医師としてはたらく傍ら、2011年に発表した『レゾンデートル』で「第4回 島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞した小説家。2014年に文庫書き下ろし作品として発表された『仮面病棟』では、閉ざされた病棟で繰り広げられる心理戦が描かれ、本格ミステリーと医療サスペンスの両面を併せ持つ作品として話題になった。

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 読者からは「複雑な物語だけど理路整然と書かれているから読みやすい」「医療の現場が丁寧に描かれていてとてもリアル」「ラストにかけて真実が明らかになる展開に引き込まれた」と感想が寄せられている同作。

 映画の監督はドラマ「ATARU」「民王」「99.9-刑事専門弁護士-」などの木村ひさしが担当し、坂口が秀悟、永野が瞳を演じる。坂口は「今までと役作りの仕方は同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じたいです」と撮影に向けての意気込みを明かした。

 映画の公開は、2020年3月6日(金)を予定している。「2人の関係性が原作通りになるのか気になる」「外科医役の坂口さん、きっとカッコいいんだろうなぁ!」「原作の雰囲気をしっかり再現してくれそう」との声も寄せられており、どんな作品になるか期待されている。続報も見逃さないようにチェックしておこう。

■映画「仮面病棟」
原作:知念実希人
監督:木村ひさし
出演:坂口健太郎、永野芽郁 ほか
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/kamen-byoto.jp/