『サザエさん』サザエが“運動会で試合放棄”した理由に感動の声続出!
公開日:2019/10/13
10月6日に放送されたアニメ「サザエさん」。カツオたちが通う運動会に出場したサザエに思わぬハプニングが起きるも、咄嗟の判断で会場中が感動に包まれる展開となり、ネット上では「サザエさんのナイスプレーに感動」「感動的な運動会だった」などと拍手喝采となっている。
話題になったエピソードは作品No.7977「姉さんの運動会」。カツオたちの通う小学校で開催される運動会に、PTAとして参加することになったサザエ。「全種目参加する!」と意気込むサザエは、「出るからにはあまりぶざまな格好は見せられない」と、波平の釣り竿にあんぱんを付けて“パン食い競争”の練習をしたり、カツオとかけっこ勝負で外を走ったり地道に特訓を積んでいく。
そして運動会当日。特訓の成果もあってか、カツオは徒競走で見事1位、サザエもパン食い競争で見事1位を獲得。そんななか、次にサザエは“二人三脚”に出場。スタートからぶっちぎり1位で走り、このまま独走かと思われた次の瞬間、応援席から赤ちゃんの泣き声が!
大泣きする赤ちゃんを見て、「あんなに泣いてどうしたのかしらね…」と走りながら心配するサザエ。すると、二人三脚を組んでいた相手の若い女性から「うちの子です」と打ち明けられ、ビックリ仰天。すぐさまキリッと表情を硬くし、「奥さま、やむを得ません」とレースを放棄して赤ちゃんのもとへ。会場中の視線を集めるなか、女性が赤ちゃんを泣き止ませると、みな一安心。フネも「いい判断ですね」と称賛し、波平も感心するのだった。
そしてサザエたちは、赤ちゃんを抱いたまま歩いてゴール。サザエの咄嗟で賢明な判断に、会場中が沸き立ち、笑顔で大きな拍手に包まれるのだった。
この感動的な展開に、視聴者からも「サザエさんのナイスプレーに感動」「赤ちゃんの為なら試合放棄も惜しまない やさしい世界」「ちょっと感動的な運動会だった サザエさんにほっこり~」「子どもたちの運動会を全て持っていった磯野サザエ」「勝負よりも子どもを優先するあたり やっぱサザエさんもお母さんなんだな」などと称賛の声が続出。一方で、「さっさとゴールして戻ったほうが結果早い」「赤ちゃん抱っこしながらの二人三脚は危ないと思う」などと冷静にツッコミを入れる声も多くあがった。
体力があって、気概もあるサザエ。アニメ放送50周年を迎えて、ますますパワーアップしているようだ。