『サザエさん』マスオとフネの“デート”に驚きの声!「この2ショットはレア」
公開日:2019/11/3
10月27日に放送されたアニメ「サザエさん」で、マスオとフネの“美術館デート”が行われ、視聴者から驚きの声が多くあがっている。
話題になったエピソードは作品No.8024「母さんの趣味」。いつも家族のために、家事に奔走するフネを心配する磯野家の面々。「暇だと落ち着かないんですよ」と苦笑いするフネだったが、ここは家族協力して家事をこなし、フネに趣味探しを専念してもらうことに。
フネがまず興味を持ったのは“茶道”。茶道の道具が押し入れにあったことを思い出し、早速引っ張り出そうとしたのだが、途中で押し入れの汚れが気になりそのまま掃除を始めてしまう…。次にフネは「何かためになることなら続くかも」と、テレビ番組で“英会話”の勉強をし始める。しかし、ちゃぶ台に突っ伏して爆睡! テレビ画面には「My name is Ken」の文字が悲しく映っている…。
次なる趣味探しは、マスオが提案した“美術鑑賞”。休日に2人で美術館に訪れたものの、フネはドレスを着た女の子の絵画を見て「ワカメにもこんな服が合うかもしれないね」と家族を思い浮かべたり、牛の絵画を見て「あっ 牛乳きらしてたから買って帰らないと」と家事を思い出してしまうなど、終始家のことが頭から離れない様子。
そんなフネを見かねて、今度は波平が“骨董品鑑賞”に誘う。「骨董も奥が深くていいもんだぞ」「(骨董品店に)通い続けることによって、審美眼が養われていくんだよ」と饒舌な波平は、「どれがいい物かわかるか?」とフネのセンスを試すことに。赤い模様が入った派手な壺を選んだフネに対し、「こういう簡素なものほど高価なんだ」としたり顔で茶色の地味な壺を選ぶ波平。しかし店主によると、波平の選んだ壺は「大量生産の模造品」で、フネが選んだ壺がこの店で一番高価なものとのこと。赤っ恥をかいてしまった波平が居心地の悪さからプイッと顔を背け、フネは思わず「お父さんと同じ趣味だと大変だわ」と心の中で苦笑いするのだった。
そんなこんなで趣味探しが難航するなか、フネは「もう十分楽しみました」と突然趣味探しを引退宣言。そこでカツオが「趣味を探すことを趣味にすればいいんじゃない?」とウィットに富んだ提案をすると、家族一同大賛成。フネも「それなら色々挑戦してみようかな」とノリノリで続行を決意するのだった。
このエピソードでは、美術鑑賞のためにマスオとフネが2人で“美術館デート”をしたことに対し、視聴者から「フネさんとマスオさんのコンビでお出かけってレアだね」「義母と旦那さん2人で美術館とかすごいな笑」「フネさんとマスオさんの2ショットってそうそう見ないな」「二人だけのお出かけはレアケースかな…?」などと驚きの声が。また、フネが“英会話”で即爆睡をしたことに対して「私の名前はケンですで寝るフネwwww」「英会話のレベルが低すぎて草」といったツッコミも寄せられた。
いつも温かく家族を見守るフネ。本当の趣味は“家族”なのかもしれない。