星野源や渡辺直美からのコメントも到着! 吉田ユニの大型個展「Dinalog」が開催中!
更新日:2019/11/15
日本で最も活躍するアートディレクターの1人、吉田ユニの大型個展「Dinalog」が開催決定。2019年11月15日(金)~12月1日(日)の期間、東京の「ラフォーレミュージアム原宿」で新作や代表作が展示されている。
吉田はこれまでに「ラフォーレ原宿」のキャンペーンビジュアルや渡辺直美展「Naomi’s Party」のビジュアルなどを担当。キュートでヴィヴィッドな作品でつねに鮮烈なインパクトを与え、多くのファンを魅了している。
他にも吉田は星野源・CharaなどのCD・DVDジャケット、野性爆弾・くっきー!のイベント「超くっきーランド」へのアートワーク提供など、様々なアーティストの作品を担当。Mercedes Benz Fashion Week TokyoやKIRIN、LOWRYS FARMなど、国内外の企業やブランドからのオファーも続出している。
さらに雑誌『装苑』で連載されている「PLAY A SENSATION」では、女優・菊地凛子やエレファントカシマシの宮本浩次など様々なジャンルの表現者とコラボレーション。毎号驚きにあふれた作品を生み出している。
吉田にとって今回の展覧会は、2014年に開催した初の個展「IMAGINATOMY(イマジナトミー)」に続く2度目の「ラフォーレミュージアム原宿」での個展となる。会場ではこれまでの作品を中心に、新作グラフィックや創作過程を覗くことができるラフスケッチなども展示。会期中にはトークイベントを実施。11 月 20 日(水)19:00~には本展の会場構成を担当する JTQ 株式会社代表・谷川じゅんじが、11 月 21 日(木)20:00~には作品への登場も多い野性爆弾 くっきー!が吉田ユニと対談する。
※トークショーの詳細・参加方法は 個展HP にて。
■第一線で活躍するアーティストからのコメントが続々!
野田秀樹(劇作家 ・ 演出家・役者)
ユニさんの作品は、目の前で「少女」の遊びを見せつけられたような驚きがある。
その「少女」は、普段から何を考えているかわからない。
そして、いつも室内で遊んでいる。半年に一回くらい、
放課後の教室で口をきいてくれたかと思うと
「野田君て、意外と常識的なんだね」
みたいなことを言って、私をたじろがせるような「少女」。
そんな「少女」がやっていそうな遊びです。
Chara(アーティスト)
ユニちゃんの誠実な林檎をかじったのは
一体何者なのか?
(誰がこのいい女を捕まえるのかが気になるわ~)
この子を幸せにするアートワーク
人の女の子の強さと秘密めいたメランコリー
「可愛い」は、私の中では
愛してるの表現だと思ってるよ~
ユニ可愛い~♪
ブレてないな
星野 源(音楽家・俳優・文筆家)
宇宙で一人だけの圧倒的な感性と才能。
そして執念とも似た物作りへの愛情。
待ちに待った個展でその集合体を
見られると思うと、本当にワクワクします。
そのとんでもなくピュアな作品の力で、
ユニさんをパクろうと必死で虚しい人たちを、
さらに絶望の底に陥れてください。
長澤まさみ(女優)
ユニさんの作るものって、いつもかわいい。
どこか懐かしくって、いつもかわいい。
不思議の国から飛び出して来た少女みたいに、
底知れぬパワーで女心を走り抜ける様に擽る。
スパークを繰り返し、まだまだ進んでる。
夏帆(女優)
すぐそこにあるものでも、
ユニさんの手にかかると、
どこにも見たことの無いものになる。
可愛らしくて、可笑しくて、
少しの毒があって、うつくしい。
唯一無二なユニさんの世界。
一度みるともう一度みたくなってしまう、
そんな中毒性があります。
かくいうわたしもユニ中毒者です。
野性爆弾くっきー!(お笑い芸人)
私が捕虜され吉田ユニ先生が考えてくる吉田オリジナル
日替わり拷問を連日受けるとするならば3日、いや2日で
即ゲロりでございましょう。
それほど吉田ユニ先生の考え出すものは人の領域を逸脱しており、
人の御心を揺さぶりまする。
吉田ユニ先生の脳は人の枠にあらず。人の外にあり。
世界最高位の脳に関わりし医者様、学者様共よ。
直ちに吉田ユニの脳を取り上げ脳の全容あばけし未来のために保存せよ。
渡辺直美(お笑い芸人)
ついに、ユニさんの作品をゆっくりじっくり
全身で感じられる日が来るとは・・・
ぜひ、生で感じて欲しいです!
見終わったあと、 脳みそがギュンギュン
された気持ちになるでしょう!
そんなエンターテイナーは
ユニさんしかいません!
ぜひギュンギュンしたい方は見に行くべし!
MIKIKO(演出振付家)
吉田ユニがユニになる前の
少女の頃から遊んでいる一人部屋には誰も入ることが出来ない。
そのことを彼女自身はよく知っていて
それだけが彼女の中での自信なんだと思う。
だから 世界中に覗かせてくれる余裕があって
なのに 全く欲がない。
真似できない。んじゃなくて
邪魔できない。がピンと来る
これからもどうぞ扉を閉めずに少しだけ開けておいてください
これからも彼女が扉を閉めなくてよい世の中でありますように
大貫卓也(アートディレクター)
合理性をきどったシンプルデザイン、カが抜けたゆるいフラットデザイン、カワイイに傾倒する装飾性デザイン、
そんな同質化してしまったパソコンに支配された現代デザインに足りないものは、従来のカテゴリーに分類されない、
新しくて個性的なビジュアルの表現です。だからこそ今、吉田さんの存在は光っている。
トリックアートの手法を現代的に翻訳しなおした吉田さんのアイデアは、いわゆるモード表現を装っているが、
小学生でも喜んでしまうユーモアとポピュラリティーを持ち合わせたアトラクションです。
これは吉田さんの観客にむけたサービス精神が可能にしたことであって彼女特有のコミュニケーション手法。
マスコミュニケーションが機能しにくい昨今、表現について考えてみる良い機会だ。
吉田ユニの「ユニ」は「ユニーク」からとりました。ユニークとは他に類を見ないさま。独特なさま。のこと。
そういう意味では、プレッシャーを感じる名前をつけてしまったのですが、名前どおりの仕事ぶりに喜んでいます。
■最新作までの選りすぐりをまとめた作品集も発売
また、同展の開催に合わせて、2007 年から 2019 年までの選りすぐりの作品をまとめた 作品集「YUNI YOSHIDA WORKS 2007-2019」が先行販売される。(同作品集は12月2日(月)からhellogasshop 及び全国の書店ネット書店でも注文可能)。
ぜひ会場まで足を運んで、世界中にサプライズを提供し続けるアートディレクターの魅力を堪能しよう!
■吉田ユニ展「Dinalog」
会期:2019年11月15日(金)~12月1日(日)
時間:11:00~21:00 ※入場は閉館30分前まで
会場:ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)
入場料:無料
公式サイト:https://www.laforet.ne.jp/museum_event/YuniYoshida/