「名もなき隊士たちの覚悟が見ていて苦しすぎる」「地獄」『ジャンプ』52号『鬼滅の刃』、無惨の手による新たな犠牲者に悲しみの声続出
更新日:2019/11/26
2019年11月25日(月)に発売された、『週刊少年ジャンプ』52号。『鬼滅の刃』184話では鬼舞辻無惨が遂に地上に引きずりだされるが、その後の展開に「これ以上ない地獄のような戦い」「今までもヤバかったけど今回が1番ヤバい」と衝撃を受ける読者が続出している。
復活した無惨を討伐するため、無限城と呼ばれる地下空間で熾烈な戦いを繰り広げてきた鬼殺隊。愈史郎は無惨の手下である鳴女の意識を支配し、無限城を地上に出すことに成功した。城から放り出された竈門炭治郎は、周囲が市街地であることを察知。さらに輝利哉の使いである鳥から、夜明けまではあと1時間半だと告げられる。
辺りを見回して仲間の無事を確かめ、匂いを頼りに無惨の位置を探る炭治郎。すると無惨は、崩れ落ちた城の残骸を吹き飛ばしながら怒りの形相で姿を現した。鬼殺隊の主軸となる“柱”たちは同時に無惨への攻撃を繰り出すが、無惨は斬られた瞬間から体を再生させ全ての攻撃を無効化。下っ端の隊士たちは、反撃に出る無惨から柱を庇い、守るため「肉の壁になれ」「少しでも無惨と渡り合える剣士を守れ!!」と死ぬことを恐れずに前へ突き進んでいく。
次々と無惨に殺されていく仲間の姿を見て、“柱”の1人・甘露寺蜜璃は「駄目ー!! みんなやめて!!」と絶叫。読者からも「名もなき隊士たちの覚悟が見ていて苦しすぎる」「柱だって仲間が死んだら辛いんだよな」「このわずかな時間で何人が死んでしまったんだろう」と悲しみの声が相次いだ。
冷たい眼差しで鬼殺隊を見る無惨は、唐突に「即死できた者は幸運だ。即死ができなくとも、私に傷をつけられたものは終わる」と語りだす。そして彼が視線を向けた先には、顔の右半分が醜く変形した炭治郎が倒れていた。無惨の攻撃には大量の血が混ぜられており、その血は猛毒のように人間の細胞を破壊する性質が。動かなくなった炭治郎を確認した無惨は、「竈門炭治郎は死んだ」と鬼殺隊に告げた。
主人公の死という衝撃の展開に、読者からは「あまりに急すぎて我が目を疑った」「何が起きてるのかわからない…」「生きてるよね!? 実はちゃんと生きてるんだよね!?」と動揺の声が。果たして炭治郎は本当に死んでしまったのか、次回の展開から目が離せない。