「今の鬼殺隊があるのは縁壱の悲しみのおかげなのか」『ジャンプ』2号『鬼滅の刃』、縁壱が鬼狩りになった経緯に驚きの声続出
公開日:2019/12/11
2019年12月9日(月)に、『週刊少年ジャンプ』2号が発売。『鬼滅の刃』第186話では“始まりの呼吸”と呼ばれる縁壱が鬼狩りとなるまでの人生が明かされ、「今までのイメージがガラッと変わった」「まさか奥さんがいたなんて」と話題になっている。
現在本編では、復活した鬼舞辻無惨と鬼殺隊が激しい戦闘を繰り広げている最中。竈門炭治郎は無惨からの攻撃を喰らい、瀕死の状態になってしまった。しかし炭治郎がふと目を覚ますと、目の前には自分の家とよく似た一軒家が。「走馬灯を見てるのか?」と炭治郎が戸惑っていると、木陰から縁壱が現れる。
どうやら炭治郎が見ているのは、遺伝として受け継いだ先祖の記憶。炭治郎は先祖の視界や聴覚を借りた状態で、縁壱の生まれた家や家を出た後の人生、そしてどんな経緯で鬼狩りに加わったのかという身の上話を聞くことになった。
忌み子として生まれた縁壱は、母が病死したことを機に家を出ることに。当てもなく歩いた山の中で、家族を亡くした少女・うたと出会う。2人は夫婦となって子を授かるが、縁壱が留守にしている隙に鬼がお腹の子どもごとうたを殺害。悲しみに暮れる縁壱は鬼狩りと出会い、自分も鬼狩りとして戦うようになる。当時の鬼狩りはまだ“呼吸”を習得しておらず、“柱”と呼ばれる剣士が使っていたのは5つの剣術のみ。幼いころから人並外れた身体能力で生き抜いてきた縁壱は、剣士たちに自分が使っている“呼吸”を教えた。
その後鬼の始祖・無惨を見つけた時のことを、「私はこの男を倒すために生まれてきたのだとわかった」と語る縁壱。彼の半生に読者からは「幸せな人生からの転落が悲しすぎる」「今の鬼殺隊があるのは縁壱の悲しみのおかげなのか」「まさかこの悲劇が“呼吸”につながるとは…」と驚きの声が上がっている。
12月4日(水)には、栗花落カナヲが表紙を飾る単行本最新18巻が発売。上弦の参・猗窩座の設定こぼれ話など描き下ろしもたっぷり収録されているので、見逃さないようにチェックしておこう。