「こんなに報われない人生辛すぎる」『ジャンプ』4・5合併号『鬼滅の刃』、蛇柱・伊黒小芭内の決意に号泣の声続出!

マンガ

更新日:2019/12/25

『週刊少年ジャンプ』4・5合併号(集英社)

 2019年12月23日(月)に発売された、『週刊少年ジャンプ』4・5合併号。『鬼滅の刃』第188話では蛇柱・伊黒小芭内の過去が明かされ、「こんなに報われない人生辛すぎる」「壮絶すぎて受け止めきれない…」と驚きの声が続出している。

 現在伊黒たち鬼殺隊は、圧倒的な速さで攻撃を繰り出す鬼舞辻無惨と戦闘中。恋柱の甘露寺蜜璃は不自由な視界の中、勘だけで攻撃を避け続けていた。しかし思わぬ攻撃でダメージを負い、戦闘不可能な状態に。伊黒は他の隊士に手当を命じるが、蜜璃は「待って 私まだ戦える」「今度は足を引っ張らないようにするから」と食いさがる。

 しかし伊黒は蜜璃の言葉を聞かず、蜜璃に背を向けて再び無惨のもとへ。蜜璃の「伊黒さん嫌だ死なないで!!」という叫びを背に受けながら、伊黒は自分が彼女の側にいるべき人間ではないと考えていた。

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 伊黒が生まれたのは女ばかりが生まれる不思議な一族で、伊黒自身は370年ぶりに生まれた男児。生まれてからずっと座敷牢で育てられ、12歳になったときに一族を支配している蛇のような女の鬼に引き合わされたという。成長したら自分が蛇鬼に喰われると知った伊黒は、座敷牢から脱出。逃げ出した先で当時の炎柱と出会い、鬼殺隊としての人生を歩み始めた。

 しかし伊黒の脱出を知った蛇鬼は、一族の人間を50人も殺害。伊黒は生き残った従姉妹からそのことを聞かされ、「屑の一族に生まれた俺もまた屑だ」と自分の背負った業の深さを思い知る。

 今の人生を穢れたものだと思い込んでいる伊黒の望みは、無惨を倒してから自分も死ぬこと。蜜璃のことは密かに思い続けていたが、「鬼のいない平和な世界で もう1度人間に生まれ変われたら 今度は必ず君に好きだと伝える」と決意していた。

 伊黒の悲しい決意には、読者も「来世じゃなくて現世で幸せになってよ…!」「伊黒さんの想いをこんな形で知りたくなかった」「この2人が大好きだったからこの展開は本当に辛い」と大号泣。果たして蜜璃が伊黒の恋心を知る日は来るのだろうか。

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『鬼滅の刃』18巻(吾峠呼世晴/集英社)