情報に踊らされてない!? 本当の自分になるために必要なこと/『yujiの星読み語り』③
公開日:2020/1/22
あなたが進むべき道は、星たちが教えてくれる。人気ヒーラーyujiが見つけた、“自分軸”で生きる方法とは…
読み応えたっぷりのエッセイや、ホロスコープで読み解くこれからの生き方などを1冊にまとめました。自分らしく生きるためのヒントが見つかるはず。
情報断ちをする
前項では、「純度100%の自分になるために、人間関係を整理しましょう」とお伝えしましたが、「手放すだけで充分」とはいかないのが、現代に生きる私たちです。今どきは、スマートフォンの通信手段だけでも、LINEやメール、Twitter、Instagram、Skypeなど、多くの選択肢があり、常時どこかに接続していると、それだけ新たなノイズも生じやすくなります。
心の純度を上げることが大事だと言っているのに、情報ばかり「in」していたら、心からの「out」なんて出てくるはずがありません。心に空き容量があればこそ、その空白部分に、楽しいことやワクワクすることが生まれてくるのです。
そこで、情報断ちをしてみませんか?最近、健康のためのファスティング(断食)道場がちょっとしたブームですが、同じように情報断食を敢行してみるのです。
私が考えるに、たぶん世の中の情報のうち90%くらいは、その人にとって「必要ないもの」です。どういうことかと言うと、社会に情報が溢れ、人と人とがつながりやすくなった今、様々な提案や誘いがあったとしても、本当に行かなければならないものは10%くらいだと思うのです。
なかには、うまく情報を精査できている方もいらっしゃるかもしれませんが、ノイズの中に生きる多くの方にとって、本来、全身全霊で当たるべきことは、多く見積もっても20%くらい。そして、2018〜2020年の間は、まだ「自分の色」を動かせる猶予期間です。だから今は、入ってくる情報を「自分らしい/らしくない」と判断して、ノイズをシャットアウトしていかなくてはなりません。あれもこれもと抱え込み、ミックスカラーになってしまっている状態は、もう卒業するときなのです。
大ヒットしたドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』では、スゴ腕の医師・大門未知子の言う「致しません!」というセリフが話題となりました。実は、2020年までにやらなきゃいけないことは、まさしくアレ!「オペレーション大門未知子」です(笑)。
彼女は、医師の本質は人の命を救うことだとわかっているからこそ、おざなりな会議や出世競争には参加する気がさらさらありません。それはつまり、「自分のパフォーマンスを下げることはやらない」と言っているわけで、その代わり、必要なオペはすべて成功させます。「それって、医師免許が必要ですか?」は、「それって、自分じゃないとダメですか?」という意味。そして今、私たちがこだわりたいのは、まさにそこなのです。
次から次へと流れてくる情報に踊らされて、自分を世間に馴染ませようとするのは、もうやめましょう。それよりも、どうか心の声を聞いて、あなた自身が気持ちいいと感じられる方法で生活してみて下さい。そうすればきっと、本当にやりたいことや好きなことが見えてきます。
心は、自分の幸せを感知する最も敏感なセンサーであり、人生の羅針盤。ゆっくりとひとりの時間を確保して、心と向き合ってみましょう。外部からの情報をシャットアウトし、圧倒的な静寂を保つことができれば、心は、あなただけに通じる方法でメッセージを送ってくれるはずです。