「巨大なチョコをトンカチで割って…」俳優・岡田健史のバレンタインの思い出
公開日:2020/2/8
女性教師と男子中学生の“禁断の恋”を描いた話題作『中学聖日記』で主人公(有村架純)の相手役に大抜擢され俳優デビュー。今春には『弥生、三月‐君を愛した30年‐』で映画デビューを果たすなど、いま最もその実力に注目が集まっているのが俳優・岡田健史(おかだ・けんし)だ。
演技の実力もさることながら、九州男児らしい精悍な顔つきに、ときどき垣間見えるあどけなさ……。浜辺美波さんとともにメインキャストを務める「JR SKISKI」(JR東日本)のポスターは、毎朝の通勤・通学客に潤いを与えてくれると評判だ。
『ダ・ヴィンチ』2020年3月号(2月6日発売)では、そんな岡田さんのバレンタインデーにまつわる思い出と、気になる恋愛観をインタビュー。さっそくその一部を紹介しよう。
■小学1年生の忘れられないバレンタインデー
「放課後の教室で、仲が良かった女の子から、いきなり無言でチョコを差し出されたんです。元から無口な子だったので、ちょっと動揺しながらも『あ、ありがとう』と受け取って。でも、そのチョコが、めちゃめちゃ巨大すぎてランドセルに入り切らなかったんです! どうにか家に持って帰って、トンカチか何かで割りながら食べましたよ(笑)」
おちゃめなエピソードを披露してくれた岡田さんだが、3月20日公開の映画『弥生、三月‐君を愛した30年‐』では、物語の鍵を握る“あゆむ”役で映画デビューを飾る。本作を通じ、一人を想い続けることの尊さを学んだという岡田さん。そんな自身の恋愛観は――
「いまって、好きな人ができたら連絡先を聞いて、すぐにコミュニケーションが取れる時代じゃないですか。でも、手軽なやり取りでつながるよりも、心と心が通じ合っているような関係性が理想なんです」
「常に連絡を取り合うのではなく、ふとした瞬間に相手の言葉を思い出して温かい気持ちになったりするような……。自分のなかに残っている“相手の言葉”を大切に咀嚼する時間も大切にしたいなって思うんです」
『ダ・ヴィンチ3月号』(2月6日発売)では、俳優・岡田健史をさらに掘り下げてインタビューしている。
取材:五十嵐 大
写真:干川 修
構成:八巻奈緒