「光秀の立場を考えると胃が痛くなる」 大河ドラマ「麒麟がくる」第7話、“板挟み”の長谷川博己に同情の声
公開日:2020/3/7
2020年3月1日(日)に放送された大河ドラマ「麒麟がくる」第7話。帰蝶(川口春奈)を巡って光秀(長谷川博己)が板挟みになる状況が描かれ、視聴者からは「光秀の立場を考えたら胃が痛くなってきた」と同情の声が寄せられている。
同ドラマの主人公は、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀。天文17年、織田信秀(高橋克典)は西美濃の大柿城を斎藤軍に奪われて焦りを隠せない。美濃の斎藤利政(のちの道三/本木雅弘)、駿河・遠江の今川義元(片岡愛之助)に加え、守護代・織田彦五郎にまで攻め入られた信秀。“3つの敵”は手に余るという判断から、彼は斎藤と手を結ぼうと考えていた。
対する利政も信秀からの和議を受け入れようと決断したが、娘である帰蝶の存在が新たな問題に。信秀が和議の条件として、帰蝶を嫡男・信長の妻に迎え入れたいというのだ。しかし帰蝶が要求を拒否し、利政と口をきこうとしないらしい。そこで帰蝶と仲の良い光秀を呼び出した利政は、港を有した尾張の魅力を力説。血を流すことなく国を豊かにするための和議だと語り、帰蝶にその考えを伝えてほしいと光秀に託す。
一方利政の長男・高政(伊藤英明)は和議の受け入れに反発しており、光秀は利政・高政・帰蝶それぞれの思いで板挟みになってしまう。しかし帰蝶は光秀の心情を汲んだのか、信長がどのような人物なのか光秀の目で見てきてほしいと依頼。そんな帰蝶の思いを胸に尾張へ潜入した光秀は、漁へ出た信長を波打ち際で待つことに。やがて光秀が目にしたのは、朝焼けを浴びながら凛とした眼差しを放つ信長(染谷将太)の姿だった…。
三者三様の思いが交錯し、困惑せざるを得ない光秀。ネット上には「斎藤親子に仕えている時点で気の毒だよ」「帰蝶にとっては辛い決断になるけど、光秀に委ねるのも酷な話だと思う」「光秀は今後も息のつまるような立場に立たされ続けるんだろうね」といったコメントが相次いでいる。
信長の登場により、光秀や帰蝶の運命が大きく回り始めるのは必至。この先光秀はどのような決断を迫られるのだろうか。