突然の地震! 子どもと離れていたらまずやるべきは?/「防災」のやってはいけない③
更新日:2020/8/31
地震のときはどう行動するか、事前に親子で取り決めを
親子が別室にいるとき、大きな地震に襲われたら……。親なら、何はともあれ、子どものもとに駆けつけたくなるだろう。しかし、揺れの状態によっては、家の中を大きく移動するのは困難で、しかも相当な危険を伴う。また、親が子どもを呼ぶのもリスクが大きい。子どもがひとりで動いている間に、倒れた家具や落下した照明でけがをする恐れがあるからだ。
子どもを助けるには、まず親が自分の安全を確保するのが第一。そのうえで様子を見て、子どものもとへと向かうようにしよう。
親子の間で、もしもの場合を話し合っておくことも大切だ。揺れが激しくて動けない場合は、クッションや本などを使って、とにかく頭を守る。這ったり歩いたりできる揺れの場合、比較的安全な廊下に集まることを親子の取り決めにしておくのがいいだろう。
【次回に続く!】