“日本一の開運寺”住職が説く「ビンボー財布」にある3つの共通点
更新日:2020/3/13
三大ビンボー財布をやめることが、金運爆上げ財布を作る第一歩。
そう語るのは、テレビや雑誌で「日本一宝くじが当たる寺」として大人気、長福寿寺(千葉県)の今井長秀住職だ。
自分の財布と向き合うことは、お金さまと向き合うこと。
祈りの心が深まり、お金さまに好かれることで、金運パワーは増大していく。
「パンパン」「ボロボロ」「ゴチャゴチャ」をやめる
金運爆上げ財布を作るために最も重要なのが、三大ビンボー財布「パンパン」「ボロボロ」「ゴチャゴチャ」をやめること。
金運に恵まれている人の財布は、一言でいうと清々しい。
パンパンでボロボロ、ゴチャゴチャしている財布は、とても清々しいとはいえない。では、この三大ビンボー財布をどのように解消するのか。
1つひとつ、順に説明していこう。
三大ビンボー財布の1つ目が、パンパン財布。
「パンパン」とは、お札がたっぷりと入って膨らんだ財布……のことではない(笑)。
何週間も入れっぱなしのレシート、スーパーやドラッグストアのポイントカード、買い物メモやいつ使うかもわからない割引チケットなど、お札とクレジットカード以外のもので、パンパンになっている財布のことだ。
行く先々でポイントカードを作り、「今日は“ポイント5倍デー”だから、あのスーパーに行こう!」と、生活のすべてがポイント中心になっていないだろうか?
こうした人は、ポイントに振り回されていないか要注意。
なぜなら、「自分の意思」で買い物しているとはいえない状態だからだ。
ポイントカードは、常に行く店のものだけに絞り込んで、あとは処分してしまうことをオススメする。
また現実問題として、財布がパンパンだと「今、いくら財布に入っているか」「今月はいくら使って、あといくら使えるお金があるのか」がわかりにくいだろう。
「なんとなく使っているうちに、なくなってしまい、今月も足りない」という状況に陥りがちだ。
また、ガラクタでいっぱいの財布が、「お金さま」にとって居心地がいいはずはない。
基本的に、財布の中に入れていいのは、お金とクレジットカードだけ。
絶対に使うポイントカードなどは、必要に応じてカードケースに入れて別に持ち歩くといいだろう。
レシートも、知らず知らずのうちにたまりがち。
買い物したその場で財布に入れるのはかまわないが、レシートは定期的に取り出す習慣を身につけよう。
3日以内、できればその日のうちに財布から出すようにするとよい。
お金は人の役に立つポジティブなエネルギー
三大ビンボー財布の2つ目が、ボロボロ財布。
「気に入ったモノを長く使う」のは、エコロジーの観点ではすばらしいことだ。
しかし、残念ながら財布に関しては、この習慣はオススメできない。
なぜなら、お金さまは世の中をぐるぐる巡って、人の役に立つポジティブなエネルギーだから。
お金は川の水が流れるように、循環することが望ましいといえる。
それなのに、5年も10年も、ボロボロになるまで使い続けていると、財布は川の中に停滞している石ころのように、お金さまの流れを滞らせてしまう。
また、財布には持ち主の感情が宿る。
同じ財布を使い続けることは、あなたが「どうせ私の金運なんてこんなもの」「このままでいい」と、無意識のうちに考えていることを表す。
その場合、金運は、その財布を買った当時からあまり変化しないことになってしまう。
財布は祈りの心を深めて、あなたの金運パワーを爆上げする大切なもの。
あなたは、縫い目がほつれて革がボロボロになった財布を「ありがたい」と思って祈ることができるだろうか?
これまでの金運を一新するためにも、一定の期間が経過した財布は、思いきって買い替えよう。
財布と向き合うことは「お金さま」と向き合うこと
三大ビンボー財布の3つ目が、ゴチャゴチャ財布。
財布は単に、お金さまをしまう場所ではない。
あなたのお金に対する意識そのものが、財布の状態として現れるのだ。
だからこそ、財布を見ただけで、その人の今の経済状態が手に取るようにわかってしまう。
あなたは財布に、ベタベタとシールを貼っていないだろうか?
ゴチャゴチャとキーホルダーをつけていないだろうか?
ジャラジャラとチェーンをつけていないだろうか?
お金の悩みを抱える人は、自分が持っているお金の不安を直視することを避けてしまいがち。
そして、自分の問題を見なくても済むように、財布をもとの状態がわからないほどに飾り立ててしまうのだ。
お金さまに対して、金運アップを本気でお願いしたいのであれば、まずは財布をスッキリとシンプルなものに取り替えよう。
自分の財布と向き合うことは、お金さまと向き合うこと。
クリーンな財布を手にし、今の自分の状態を見つめよう。
そうすれば、金運アップの決意がしっかりと固まるはずだ。
【著者プロフィール】
今井長秀(いまい・ちょうしゅう)
長福寿寺第56世住職
1968年、千葉県生まれ。大正大学仏教学研究科修士・博士課程で仏教を学ぶ。2011年に「金運アップの吉ゾウくん」を復活させ、参拝者数が60倍に増加。年間20万人が訪れる大人気寺院に育てる。参拝者から宝くじの高額当せんや年収倍増、臨時収入の声が続出し、テレビや雑誌など多くのメディアでも紹介されている。