【緊急】『いま持っている株は手放しなさい!』。実際に手放した人は、株価暴落を知っていた!(前編)
公開日:2020/3/23
未曾有の大暴落を予測していたT-Modelとは何か?
2019年発売された『いま持っている株は手放しなさい!』(KADOKAWA)の著者・塚澤健二氏が注目されている。今回の暴落を予測した唯一無二の経済アナリストだからだ。
本の冒頭には
「あらゆる統計、データを分析して組み合わせることで未来予測が可能となった『T-Model』は、近い将来の大暴落を警告しているのです」
と、大きな文字で書かれており、これが2019年5月末に発行されていたので驚きだ。
2019年4月27日に大阪で行われた著者の「生活防衛の教室リアルセミナー」では、ゴールデンウィーク後の株価急落を予想し、2019年4月26日につけた日経平均の高値2万2270円から6月4日の安値2万289円への約2000円幅の急落を見事当てていた。
さらに、2019年7月6日の出版記念講演では、消費税増税後の消費減速、景気後退と株価再下落を予測し、今年の2月22日東京・大手町で開催されたセミナーでは、2020年3月までに株価急落を予測していたことは、実際にセミナーに出席していた約300人の人たちだけが知っていた事実なのだ。
本を読んでいた人、セミナーで話を聞いていた人だけが頷ける事実
新型コロナウイルスが不安視されてきたなかで開催された2020年2月22日東京・大手町でのセミナーだったが、翌週振替休日明けの25日火曜日の東京市場は日経平均高値が2万2950円、終値が2万2605円と、今回の暴落の気配はそれほど感じられなかったが、それが始まりだったのだ。
「世界的株価暴落の様相ですが、私のT-Model指標ではまだ急落調整」
「暴落本番はここから一旦、急反発があってからです」
「今回はあくまでその予行練習といったところでしょうか」
と塚澤健二氏は言う(2020年3月13日)。
前述のセミナーでは、数々の暴落サインを見極めるチャートや情報を提供しているが、今回のウイルスパニックを以前から予測していた驚きの事実は、セミナー出席者だけが知っていることなのだ。
また、暴落時に利益の出るETFを買っていた投資家だけは、今回の暴落でも決して慌てていないことだろう。
(後編につづく)
【著者プロフィール】
塚澤 健二(つかざわ けんじ)
1960年生まれ。株式会社T-Model.i代表取締役。
理系出身経済アナリスト。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。北海道大学工学部卒業後、理系出身アナリスト第1号として、日興リサーチセンター、ジャーデンフレミング証券、JPモルガン証券で、23年間にわたりトップクラスのファンダメンタルアナリストとして活躍。07年10月に独立し、世の中にない独自の予測モデル「T-Model」「T2」による的確な予測を提供して人気を集めている。インターネットラーニング『生活防衛の教室』は350回を超えるロングセラー番組。塚澤.com (http://tsukazawa.com/)を主宰。著書に『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』『そして偽装経済の崩壊が仕組まれる』『そして大恐慌が仕組まれる』(いずれもビジネス社)、『未来からの警告2 トランプの破壊経済がはじまる』『未来からの警告! 2017年超恐慌時代の幕が開く』(いずれも集英社)など多数。