「エグすぎて涙も出ない」 『鬼滅の刃』第201話、炭治郎が無惨の力で…/ジャンプ19号

マンガ

公開日:2020/4/7

『週刊少年ジャンプ』19号(集英社)

 2020年4月6日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』19号で、『鬼滅の刃』第201話が掲載。読者から「エグすぎて涙も出ない」「本当にツラすぎて無理…」と悲鳴が相次いでいる。

 前話では多くの犠牲を払いながらも、ついに鬼の始祖・鬼舞辻無惨を倒した鬼殺隊。第201話は陽の光を浴びて滅びていく無惨のモノローグから始まる。死を間近に感じ、これまでの人生に想いを馳せる無惨。さらに自身を打ち破った鬼殺隊に対して、「想いは受け継がれて決して滅ばず この私すら打ち負かした」「その事実を目の当たりにし 感動して震えた」と涙を流してみせる。

 しかし無惨はそのまま滅びず、自身の“想い”を炭治郎に託すことを決意。呼吸も心臓も停止しているが細胞は死滅しきっていない炭治郎の身体に、血と力のすべてを注ぎ込む。太陽を克服した鬼・禰豆子の兄であり、無惨の宿敵・縁壱と同じ呼吸を使う炭治郎。無惨にとって特別な存在である炭治郎に「私は信じる」「お前が滅ぼせ 私の代わりに鬼狩りを」と夢を託し、無惨は崩れて消えていくのだった。

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 無惨が消えた後、脈も呼吸も止まったはずの炭治郎がいきなり両目を開く。しかも失った左腕があっという間に生え、近くにいた隊士を攻撃。いち早く状況を察した水柱・冨岡義勇は大声で隊士たちに集合を呼びかけ、「炭治郎が鬼にされた」「人を殺す前に炭治郎を殺せ!!」と言い放つ。

 炭治郎が鬼になるという展開に、ファンからは「やめて… 優しい炭治郎を返して…」「もう今日1日立ち直れません」「ワニ先生ほんとすごいな…」「いつかこうなるかもしれないとは思ってたけど、本当に鬼になるとは…」「こんなのないよ」と悲しみと驚きの声が続出。

 そして義勇の首を狙った炭治郎の前に、同期である伊之助が立ちふさがる。炭治郎めがけて攻撃するが、炭治郎・伊之助・善逸の3人での会話を思い出した伊之助は炭治郎の首が落とせない。「斬れねぇ」と涙を流す伊之助、そして鬼になった炭治郎はどのような結末を辿るのだろう――。

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『鬼滅の刃』19巻(吾峠呼世晴/集英社)