「メンツが濃すぎて別の事件が起こりそう」コナン&安室&風見が監禁される!?/ サンデー19号『名探偵コナン』

マンガ

公開日:2020/4/12

『週刊少年サンデー』19号(小学館)

 2020年4月8日(水)に発売した『週刊少年サンデー』19号。『名探偵コナン』ではコナンが新たな事件に巻き込まれるのだが、「秘密の多い人間が一同に介してしまった…」と、読者すら焦るような展開になっている。

 今回のエピソードは、開始早々どこかに監禁されている公安警察・風見裕也の姿からスタートする。風見からSOSの連絡を受けた安室透は、彼を助けるべく行動を開始。一方そのころコナンは、教師の小林澄子や若狭留美、そして少年探偵団の元太、光彦、歩美、灰原と一緒にバスで「鳩山牧場」へ向かっていた。

 コナンは若狭が黒づくめの組織のNo.2・RUMかもしれないと睨んでいるため、内心穏やかではない様子。バスの中では光彦が乗客の男に絡まれてしまうが、たまたま居合わせた安室に助けられ、さらに安室も牧場に用があるとのことで、一行と行動を共にする流れに。しかし到着した牧場は閑散としており、牧場主の姿も見当たらない。

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 先生たちも戸惑う中今度は歩美が姿を消すというトラブルが発生してしまい、コナンは光彦や小林先生、そして安室と一緒に歩美を探し始める。そこに声をかけてきたのは、牧場主の弟・鳩山海輔と名乗る男だった。光彦が女の子を見なかったかと尋ねると、海輔のリュックの中から気絶させられた歩美が現れる。海輔は歩美を人質にして刃物を突きつけながら、コナンたちを真っ暗な倉庫へ誘導し、監禁するという暴挙に出る。

 倉庫の中を見てみると、そこには安室を待っていた風見とベッドに寝かされた男の死体が。風見は安室の姿を見て安心したのか、「降谷さんだ!! 助けに来てくれたんですね!!」と思わず安室の本名を呼んでしまう。安室は自分も監禁されたことを風見に説明し、やりとりを不思議そうに見ていた小林先生と光彦に風見を探偵助手だと紹介する。その間死体を観察していたコナンは、男の顔が海輔にそっくりなことに気づく。

 風見に続いて安室やコナンまで監禁されてしまうという展開に、「なんだかあっさり捕まっちゃってびっくり」「メンツが濃すぎて別の事件が起こりそう」「外で灰原さんがRUM疑惑のある若狭先生と一緒なのも心配」と読者も騒然。果たして彼らは無事にこの部屋から脱出することができるのだろうか。

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『名探偵コナン』98巻(青山剛昌/小学館)